人気ブログランキング |

タグ:夢の切れはし ( 57 ) タグの人気記事

 


b0018682_22542736.jpg




今夜も雨が降っている。

雨音が川の流れのように聞こえてくる。

被災地の方々の屈託悲哀、いかばかりか。




ニュースは、嫌な事ばかりだ。

ラグビーは一時、気持ちを賑わせてくれるが、それほどのものでない。

人の「劣化」、とどめることは、もはやできないらしい。





素十さんの句の女達は、ただただ静かにある。








by ribondou55 | 2019-10-18 23:01 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)
 西馬音内盆踊りを見た翌日は、横手市増田町の朝市を覗いて、北上し、角館で稲庭うどんの昼飯、さらに、大館へ移動した。

 大館駅近くのホテルにチェックインして、小休憩し、今度は鉄道で、鹿角花輪に向かった。

 花輪の夏祭り、「花輪囃子」もかねてから、一度は雰囲気を味わっておきたいと思っていた。

 この花輪囃子は、ユネスコの「山・鉾、舞台行事」の一つとして無形文化遺産に登録された。

 北関東の夏も、各地に祇園祭があって、屋台や山車の引き回しが行われる。

 ボクにもガキの時分から馴染んだ、屋台にお囃子という祭の形である。

 居住地の近くでは、秩父と川越の祭が、ユネスコ登録されている。

                         ※

 さて、増田の朝市のことだ。

 増田町は、こんなところだ、観光協会のHPによると。

 日本有数の豪雪地帯である秋田県横手市。その南東部に位置する増田は、成瀬川と皆瀬川が合流する地点に立地し、江戸時代以前より人と物資の往来でにぎわった地域です。両沢目で生産された養蚕や葉タバコのほか、様々な物資の流通に伴って増田は県内有数の商業地となっていきました。

現在商店街となっている「中七日町通り」は、明治の中ごろまで「ホタル町」と呼ばれ、内蔵や裏庭など、家の奥にある施設に比べると質素な表構えの町並みであったといわれています。しかし、商業発展のゆえに、明治の中ごろからは細部まで特徴的な正面意匠をもった大型の町屋が立ち並ぶようになり、秋田県内の商業地の中でも大型で特徴的な景観を見せるようになりました。(下・YouTube参照)



 さて、行ってみると、とてもいい。


 町屋の立ち並ぶ景観は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

 それは、さておき。

 朝市のことだ。

 19日は、九のつく日、この日は市が立つとのことであった。


b0018682_15420267.jpg
b0018682_15430957.jpg
b0018682_15435729.jpg

b0018682_15450272.jpg
b0018682_15454756.jpg
b0018682_15462108.jpg
b0018682_15470117.jpg
b0018682_15474810.jpg

店の数は10店ほど、簡素にして素朴。

街角の市というものは、こういうものだと教えられた。


佐竹藩の公認で約360年前(寛永20年)から始まったと言われている朝市は、毎月2.5.9のつく日、7:00~12:00に、開催されます。
        
 かつては、増田城の武士達が日常生活を営むため、物資の調達が行われたものと言われています。

朝市には近郊の農家や商店から50あまりの店が出店し、新鮮な季節の野菜が並びます。(横手市HP)

ということだ。

地域としては、観光客目当てのものにしたいのだろうが、お客さんは地元の方達が多かった。

いまでも、生活に根ざす商いなのだろうと思った。

よいものを見た。

店番の元気なおばあさん?から「ンダ」の用法を伝授された。

ところで、「ンダナ」と「ンダ」の違い、どうだった?










 

by ribondou55 | 2019-08-24 15:49 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

「西馬音内盆踊り」へ。

 8月18日、秋田県羽後町西馬音内盆踊りを見にゆく。

 長年、訪れてみたいと思っていた。

 安いデジカメの手持ち撮影である.

満足な画像は一枚もないが、それはそれで悪くないと自分では思う。

 後々のボクの記憶探しのヒントになればいいのだ。



 
b0018682_22564251.jpg

b0018682_22572557.jpg


b0018682_22583691.jpg

b0018682_22592629.jpg

b0018682_23000497.jpg

b0018682_23005852.jpg

b0018682_23013727.jpg


 郡上踊りや八尾の風の盆の洗練度にたいし、僅かに鄙びたところがあるのだが、そこがとてもいい。

 踊り手さん達の衣装も美しい。

 音頭の歌詞は滑稽、諧謔、風刺、それに艶笑風な趣も、生活感が溢れていた。

 踊り手は、幼い子どもから相当のお年のお方までおいでであった。

 もっとも、編み笠を深く被ったり、目だけをだす黒頭巾で踊る姿に年齢は関係ないのだ。

すばらしいでないか。

  

ホラ西馬音内女ごはどこさえたたて 目に立つはずだんす 手つき見てたんせ足つき見てたんせ 腰つき見てたんせ

ホラ川原田の池には緋鯉に真鯉 じょろじょろ遊んでる たまには木陰にがさごそめかして 浴衣の鯉もいる

ホラ名物踊りは数ある中にも 西馬音内ぁ一番だ 嫁コも踊るし姑も踊る 息子はなお踊る





   

 

 盆踊は、全国各地でそれぞれの特色を伴なって伝承されているが、西馬音内で踊られている盆踊は、とくに洗練された流麗優雅な踊り振りにすぐれた芸態を示し、盆踊の一典型としての価値が高い。
 踊り手のうち、とくに女たちは端縫【はぬい】と呼ばれる端布【はぎれ】を縫い合わせた風雅な着物、あるいは浴衣に白足袋のいでたちで踊り、編み笠または彦三頭巾と呼ばれる黒頭巾をすっぼり冠り、顔を見せないようにしている。彦三頭巾のいでたちは亡者をかたどったという言い伝えを残し、盆に精霊とともに踊るという供養踊の伝承の面影をいまに伝えている。
 盆踊の囃子は、笛・大太鼓・小太鼓・三味線・鼓・鉦などで編成され、特設屋台の上でにぎやかに演奏され、これに合わせて地口と甚句が歌われる。
 宵のうちは秋田音頭と同じ地口で囃される「音頭」から踊りはじめ、夜が更けてくるにつれて、「甚句」の踊となるのが習わしになっている。「甚句」の踊は、また、がんげ踊とも亡者踊とも呼ばれる。
 快活でにぎやかな囃子でありながら、その踊りの振りは実に優雅で美しく、数ある盆踊の中でも傑出したものと評価されている。(国指定文化財等データベースより)














 
 



by ribondou55 | 2019-08-22 23:06 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

b0018682_18053633.jpg

b0018682_18065730.jpg


b0018682_18075491.jpg

昨日の小川町(埼玉県比企郡)の七夕まつり。

細川和紙の町。

所用のついでにちょっと覗いた。

待ち遠しかった夏晴れとなったが、湿度が高く不快。

そう広くない七夕飾りの街並みを小一時間歩くと、

喉がからからに。

喫茶店を探してうろうろしたのだが、見当たらない。

参った。

公会堂の広場のベンチで、ポカリスエットを飲んで一息ついて、帰途につく。




節の歌をタイトルにしたのは、悪フザケでアル。

「くはし少女」とは、麗しい乙女ということ。

「桃」は福島から桃売りが露店を出していて、目にとまったので、その連想か。




一茶の「七番日記」に、

ふんどしに笛つゝさして星迎

という句がある。

「星迎」というのは、陰暦七月七日、七夕の当日のこと。

その日の祭のスナップのような句。

小川の七夕にも屋台が出ていた。

こちらは、ふんどしの若い衆ではなく、いかにも活きの良さそうな女性が威勢よく笛を吹いていた。


b0018682_22031074.jpg

男達の太鼓や鉦を圧倒する熱を感じた。

「時代」は明らかに女性をリスペクトしている。

節の歌は、「くはし少女」であるが、

桃から生まれるのは桃太郎である。

しかし、今や、鬼を退治するのは、「くはし少女」なのだろう。








by ribondou55 | 2019-07-29 18:15 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

b0018682_23162881.jpg

このベンチは、「群馬の森」の大きな常緑樹の木陰にある。

この公園には、県立近代美術館と歴史博物館があって、美術館の特別展が改まる毎に訪れる。

広い芝生。

平日は、人もまばらでゆっくりできる。



b0018682_23283497.png

先週、観てきた。

「過去」とは、記憶の層に過ぎないのではないかとか。

「もの」につながっている「まえ」、

「もの」を媒介にして時間を感じるとか。

とりとめもなくいろいろな感想が湧いて出てきた。

しなびるばかりの老いた脳みそに、ちょっと涼しげな風が吹いた。


それから、博物館で埴輪たちに対面して、

このベンチでコーヒーを飲んで、ぼんやりして、帰った。




台風は熱帯性低気圧に衰えたが、

この蒸し暑さは、不快だ。



それにしても、このゴーヤのイエローは、素敵だ。


b0018682_23460755.jpg












by ribondou55 | 2019-07-27 23:40 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)




b0018682_09333726.jpg






昨夜、古希の祝いをしてくれた。

老妻がいて、息子夫婦がいて、孫も愉快そうにしていた。

一番小さな孫は、愚図りもせず、寝てばかりいた。



先週は、娘夫婦が祝ってくれた。

久々にナイフとフォークで食事した。

ここの孫は、おてんばでアル。



b0018682_23045958.gif
〈古希〉とは、杜甫の「曲江」を出典にもつのだという。


朝廷を退出すると、毎日春着を質に入れ、そのたびに曲江のほとりで酒を飲んで帰ってくる。
 酒代の借金はあたりまえのことで行く先々にあり、
どうせ人生七十まで生きられるのはめったにない。
(だから今のうちに飲んで楽しんでおきたいものだ)
 あたりを見ると蝶は花のしげみに見えかくれして飛び、
とんぼは水面に尾をつけてゆるやかに飛んでゆくのどかな風景である。
 私はこの春景色にことづてしたい。
我が身も春光もともに流れに身をまかせ、
春のしばらくの間でも、その美しさを賞(め)で楽しみ、
そむくことのないようにしようではないかと。(関西吟詩文化協会HPより拝借)





誕生日は、とうに迎えているので、70歳になってからの「日常」には慣れてきた。

なんだって?

「60歳代の日常と、どこかに違いがあるというのか?」と。

そう正面切って問われると、言葉に窮するのだが。

大体、ボクはそんな歳まで生き延びるというのが、想定外の出来事のような感じがある。

どんなに丙凡で退屈な生活であろうと、「明日」という日は未知の領域にある。

明けない夜はないというが、もしかすると、あるのかも知れないのだ。

「そんなことなら、おぎゃっと生まれてこの方、ずっと変らずにあることではないか」・・・・。

左様云々ごもっともであるのだが、・・・。




さて、杜甫の詩であるが、杜甫は70歳まで生きている人は稀だとしか云っていない。

一見すると、お酒を飲んでケセラセラ、長生きを望むより今の春を楽しもうよ、と。

いやいや、苦いではないか。

反吐が出そうになる人の世であるからこその、春の景色のうららなさ・美しさ。

暫時相賞莫相違

全く、ここが、ムズカシイのだ。


実際に杜甫は、770年59歳で不遇の内に亡くなった。(「杜甫詩選」黒川洋一編、岩波文庫)

還暦までも生きていなかったのだ。

70歳まで生きていたら、どんなことを考えただろうか。




良寛さんは、1831年72歳で亡くなっている。

良寛さん、・・・、よくわからん、歯が立たない。








(注)「丙凡」とは、小生の造語で、平凡以下のありきたりといことだ。









by ribondou55 | 2019-06-08 09:41 | 生きている | Trackback | Comments(0)


忘れ草(萱草)である。


b0018682_22510090.jpg
(森林公園5/30)



歌であればこんなのが。



それとなく紅き花みな友にゆづりそむきて泣きて忘れ草つむ  山川登美子





明日の晩は、蛍を見にゆく。

五月が終わる。












by ribondou55 | 2019-05-31 23:11 | 咲いた咲いた何の花 | Trackback | Comments(0)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(監督アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ、181分、2019年)

b0018682_22145312.jpg

どこかのレビューで、褒められていた。

つい、つられて、観てしまった。

アメリカのコミック『アベンジャーズ』の実写シリーズ四作目、完結篇であるそうだ。

確かに、なにやら完結していた。

ボクは、前三作中、だだの一作もみていない。

つまり、唐突に完結篇を目撃したのだ。

もっと、基本的には、ボクはアメリカン・コミックなんて何も知らない。

マーベルコミックの公式サイトには、キャラクターの一覧がある。

それぞれについて如何に優秀なヒーローであるか、紹介されている。

ボクが知っていたのは、名前のみが数名、お笑いだ。

アメリカ的な自己犠牲賛美のお話を、壮大なファンタジーとして楽しませてもらった。

長丁場の作品だが、途中トイレに立つこともなく、時折ニヤニヤしてしまった。

たまには、いいよな、こういうのも。



『DESTINY 鎌倉ものがたり』(監督 山崎貴、原作 西岸良平、129分.2017年)

寝転んでAmazonプライムにて。

b0018682_22160770.jpg

こちらは、和風なファンタジー。

西岸良平モノは、「何言ってやがる、チェッ!」とか突っ込みながら、つい観てしまう。

頑張ってたのしい「絵」を作っていた。

寝転んで観るには適したお座敷鑑賞映画だな。

このところ、鎌倉がいやにファンタスティックに扱われる。

ムムム。



二作とも、5/8に観た、一応記録する。








by ribondou55 | 2019-05-09 22:44 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)
b0018682_23274425.jpg
伊香保グリーン牧場で。




孫のお供で、箕郷の芝桜公園へ、そこから、榛名山にドライブした。

帰り道、グリーン牧場に立ち寄った。

羊の糞が靴底にこびりつくのには閉口した。

孫のためには、常に似ず拙妻の財布の紐はとどめなくゆるくなるのがおかしかった。

今のうちは笑って済ませられるていどだが、先々がきがかりだ。

「気がかり」・・・・、オレはやっぱり、ケツに穴がちいさいのか?









by ribondou55 | 2019-05-03 23:28 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

b0018682_22415916.jpg


 「平成」も、間もなく、「昭和」のように置き去りにされて行くのだろう。

そして、懐かしむ、それだけ。


 ※

 雨のため農作業はなし。





 

by ribondou55 | 2019-04-30 23:00 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

水面を滑りまわって世を過ごし、その上、空を飛ぶ羽も持っているあめんぼは、老蛙の憧れだ。


by 泡六堂