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    リンゴ    まど・みちお

    リンゴを ひとつ
    ここに おくと

    リンゴの
    この 大きさは
    この リンゴだけで
    いっぱいだ

    リンゴが ひとつ
    ここに ある
    ほかには
    なんにも ない

    ああ ここで
    あることと
    ないことが
    まぶしいように
    ぴったりだ





「人生100年時代」

空恐ろしい。

100年も生きて眺める世界に何があるのか。

長寿の恵みにボクなんぞは、到底値などしない。










by ribondou55 | 2019-06-04 22:14 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

映画『オアシス』


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「オアシス」(監督脚本 イ・チンドン、133分、2002年製作。

HDデジタルリマスター版2019年3月)を深谷シネマで観た。

「オアシス」という題名は、巧みにして的確である。

映画史の上でも、稀な作品であると思う。

人間への「信頼」と「希望」について、強く励ましになる作品でアル。

どぶ川が流れ集まってできている人の世に、

こんな物語は、とてもありがたいものだ。














by ribondou55 | 2019-06-01 23:19 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

「半世界」(監督・脚本 阪本順治、120分、2019年)、ボクはこういう作品で泣けるのだと分かった。

深谷シネマにて。

で、隣の中年女性もチョットクシュクシュ、一緒に観た拙妻も指で目元をチョット。

ボクはよく練られた良心的な脚本であると思った。

こんな風に、わかりやすく「主題」を展開できる人は、そう多くないように思う。

主なる登場人物は、とてもいい感じだった。

中でも、紘の女房初乃を演じた池脇千鶴は、すばらしくよい。

次回出演作は、「男はつらいよ お帰り 寅さん」(12月公開予定)、楽しみだ。

吾郎さんはさりげない立ち姿に、やっぱり「アイドルスター」の片鱗が垣間見えた、これは、拙妻も似たような印象を持ったという。

別にケチをつけているわけではない、好演。

長谷川博巳、渋川清彦は期待通り。


それと、石橋蓮司、頑張っていて、うれしかった。


ボクの生きる日常は、「半世界」どころか、井戸の底であるが。






この数日中に、タマネギの収穫。

スイカ、摘芯。

ようやく直播きのオクラ発芽。

つるなしインゲン、発芽不調。

晴天高温が続くとの予報、水やりに工夫が必要。

ウリハムシ、やはり抑制できず、見つけ次第、こまめに処置のこと。













by ribondou55 | 2019-05-24 17:39 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)
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深谷・綠の王国(5/23)


なにやら、気分が沈む。

深谷シネマで「半世界」を観た。

それについて、記録するのも億劫。



訃報・加藤典洋さん(71)














by ribondou55 | 2019-05-23 22:48 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

 本文は、2014年05月09日の投稿である。

 本日は、2019年05月22日、読み返してみた。我がことであるが、まだ家庭菜園初心者であった当時の気持ちを思い出して、ちょっと笑えた。あのころは、まだ棄てたものではなかったかも知れない。今では、ずぶずぶだ。

 今日も畑に出た。無事に寒冷前線はやり過ごせたが、キュウリの最大の敵であるウリハムシの姿を何度も見かけていたので、今朝マラソンを使った。

 結果や如何。



 自家畑の隅に、10株ほどの苺が植えっぱなしになっている。

 冬も夏も、なんにも手を入れない。

 雑草に被われてしまう時期もある。

 その苺の実、今朝採ってきた。

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 もともとは娘が小学校の3年生頃か、学校の課題で育てた鉢物を家に持ち帰ってきたものだ。

 それで自宅の庭に自然に定着して、十数年。
 
 苺はライナーという枝を伸ばす。ライナーは放っておくと、一本に3~4株の子苗ができてくる。

 つまり、娘の鉢から逃げ出して増殖したものの子孫を、ボクが畑にも移植したのだ。

 そんな実であるから、直径2センチ以上になんて絶対稔らない。

 猫も跨いで通り過ぎるだろう、固くて酸っぱい。

 
 ボクの家の近所にも、この頃はハウス栽培の苺生産直販所が何軒もある。

 だいたい水耕栽培で、実がすばらしく大きくて、甘さも十分、フレッシュ、色艶抜群、いいことづくめのような苺である。

 春先というより冬の間から売られていて、配偶者は贈答用に重宝している。

 そのお嬢様のような苺の比べると、今朝採りの我が苺はいかにもみすぼらしい。

 半ば野草のような趣を漂わせるのだが、それでも、野いちごやヘビイチゴの風情には及ばない。

 先祖には、華よ蝶よとちやほやされた時期もあり、それにしても落ちぶれ果てた身の上よと、

 今の我が身を嘆いているような。


 「素人」が道楽で野菜をつくると(「素人」とはボク自身のことである)、どうしても野菜を甘やかす。

 薔薇や牡丹を栽培する園芸家の気分に近い感じがする。

 農民のように売り物を生産するのだというような冷静さが無い。

 例えば、いつ頃蒔いたか忘れてしまったツルなしインゲンが発芽し、本葉を二枚つけた。

 発芽したばかりのインゲンにアブラムシがとりつくのは通常のリスクで、葉の裏に黒い斑紋のよう群れてとりついている。

 アブラムシのお友達の小蟻も走り回っている。

 (都会の人間の中には、植物につくアブラムシのことを、ゴキブリであると、勘違いするお馬鹿が少なくないのを、ご存じか?)

 まこと、見るに堪えない。カラカラに乾いた土を押しのけてようやく発芽できた「命」に小さな吸血鬼の大群が襲いかかっている。

 おお、オルトランをばらまけ、スミチオンの雨を降らせと、狼狽し逆上する。

 といっても、たった8株である。

 昨年は、不作だった。

 行き交う野良猫におしっこをかけられ続けたのではないかと疑った。

 野良猫見かけると、シッシと追いやった。

 ビョーキである。

 こんな心理状態で、たとえりっぱに収穫できた野菜であっても、素直においしく食べられるはずがない。


 今のボクは、レタスに心を奪われている。

 これにとりつく害虫がいたら、たとえ絶滅危惧種であろうと理性を放棄する可能性がある。

 (ところで、アブラムシだも、場合によれば、レッドリストに登録されるのだろうか?)

 ビョーキである。


 そんなだから、ちょっとうまくできたと思う作物に自慢たらたらになってしまうのだ。

 自慢老人ほど嫌みなものはない。家族から顰蹙をかう程度は当然で、××扱いされても文句は言い返せない。

 そして、問題なのが、「うまく」という判断基準がなんともお粗末、スーパーで売られる野菜の姿形に似ていればよいという体たらくではないか。


 ボクは、今朝採ってきたこの苺を前に、反省しようと思う。

 そうであるから、これからこの苺を、どんなに酸っぱくても、青臭くても、全部いただこうと思うのだ。

 素人の野菜作りが何を目指せばよいのか?

 はて?


 

by ribondou55 | 2019-05-22 23:10 | 畑にいます | Trackback | Comments(0)

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 明日から、当地の気象台は、気温30度を越えて行くと予報する。

 さて、還暦過ぎてから、かき氷を好むようになった。

 そろそろ、今年初めの一杯となりそうだ。


 小波のいう「よき人」とは、どのような感じのお方であったろうか。


 こんな句もいい。

 頬杖のゑくぼ忘れむ夏氷  加藤楸邨



          







by ribondou55 | 2019-05-22 22:45 | 舌の幸い | Trackback | Comments(0)
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今夜は、待望の雨なのだが、風も強い。

まだ幼いキュウリやら茄子やら、トマトやらの細い茎に支柱を追加したが、無事にやり過ごすことができるか。

こころもとないのだが、なるようにしかならない。




 

by ribondou55 | 2019-05-20 23:29 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

苗を育てることなど。


育苗中のポット苗、六種。

今朝の画像。

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ミニトマト

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九条葱


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オクラ

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地這いキュウリ


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まくわうり

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 向日葵

タネをまき、発芽を待つ。

これ以上の楽しみはない。


これらは、タマネギの収穫の跡地に定植する。

余った苗は、どなたかが貰ってくれる。






映画『金子文子と朴烈(パクヨル)』(監督 イ・ジュンイク、129分、2017年、韓国)。

シネマテークたかさきで観た。

チュ・ヒソが演ずる金子文子は、とてもチャーミングであった。

彼女が、『空と風と星の詩人 尹東柱』のあの子でアルと見終えても気づかなかった。

劇団新宿梁山泊の面々も登場する。


さて、この作品をただの反日映画だとおっしゃる方もおいでであるそうだが、

相手にする必要はない。

今こそ観る価値がある作品である。













by ribondou55 | 2019-05-18 11:52 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)
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 文藝春秋六月号、村上春樹『猫を棄てるー父親について語るときに僕の語ること』を読んだ。

 村上さんの父上は、大正6年生まれだと知った、さらには、輜重兵であったという。

 
 ただの偶然であるが、ボクの父と生年が同じ、当方の父は輜重兵の配下である輜重輸卒、これは違い。

 三度の招集をうけ、三回目は身体虚弱につき即日帰郷となって、テニアン島での玉砕を免れた。

即日帰郷には参ったらしく田舎にとどまったまま、母の待つ東京へ随分してから戻ってきたのだという。

この経緯は、母から聞いた。


 輜重輸卒というのは「輜重輸卒が兵隊ならば、蝶や蜻蛉も鳥のうち」と揶揄されたそうだ。

そんなことも父から聞いた事ではない。

母から聞いたこともない。

 水上勉さんは、その輜重輸卒であった、その体験のもとずく『兵卒の鬣』という作品がある。

輜重輸卒は軍需品の輸送を担う馬たちの世話をするのが主な任務であった。

 云うまでもなく馬は貴重な戦力であるが、輜重輸卒の命など一銭五厘の価値しかなかった。

 ボクの父は、自らの軍隊での経験を語ることはなかった。

一つだけ、云ったことは、なぜ戦死せずに今在るのかということだけだった。


 なぜ?


それと、ボクの家にもいつも猫が飼われていたなあ。


この自伝的な「小説」は、『父親について語るときに僕の語ること』とあるように、いまの「僕」が語っておきたいことが語れているのだ。

 例えばこんな・・・、引用は止めよう。











 

 

by ribondou55 | 2019-05-16 23:38 | 読み捨てご免 | Trackback | Comments(0)
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畑の所々に苺たちは勝手に実をつけている。

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ほったらかしにされている苺は、自由にライナーを延ばして、そこかしこに根付いて、花を咲かせ、実をつける。

そこで、蟻は熟れて食べ頃の美味しい実に取り付いて、食い荒らす。

小粒で、見た目はよくないが、案外、食える苺なのだ。


蟻なんぞに横取りされてたまるか、なんて、・・・・、実は、どうでもいいのだ、ボクは。

きちんと管理していた頃は、苺ジャムなんぞもものにした。

だが、ほっとくようになってから「収穫量」は随分減った。

八割方、妻が食い尽くせる程度のものだ。

残りは、孫達や近所の子どもが摘んだりする。

蟻も相当なもので、人間は蟻の食べ残しを「収穫」しているのだ。


苺は、ほっといても、実をつけてくれる、植えっぱなしのアスパラと一緒で、まったく、小生向きの作物である。






このごろ、作物の作り方がますます荒っぽくなったような。

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苗の添え木や支柱なんて、畑の脇に投げておいた桑の枯れ枝を拾ってつけた。

けちくさいのだが、これのほうが、がっしりと苗を支えてくれるようだ。

農薬も、最低限にと心がけるが、使うときには使う。

有機栽培なんてことも、もう忘れた。

多収量なんて毛ほども望まないが、茄子一本でもせっかくの命だから天寿を全うしていただきたい。

そうすれば、きちんと分け前をいただけるのだから。



午前中一杯畑で過ごし、昼飯喰って、一時間ほど昼寝。

所要があって、自転車で外出、帰り久しぶりにBOOK OFFに道草。


池澤夏樹「言葉の流星群」税込み七百六十円購入。

咽が渇いたので、給水のために、マクドナルドで、百円コーヒー摂取。

さきほどの本を開く。

こんな宮澤賢治論は、初めて。

楽しい。

67ページまで読んで、帰った。








by ribondou55 | 2019-05-13 21:27 | 畑にいます | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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