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花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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タグ:不条理 ( 12 ) タグの人気記事

 長新太を、例えば奇才の人とかいっても、何の紹介にもならない。


 
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 云うなれば、怪人チョー・マンチューをして、かく言わさしめる存在だ。

 ボクが長新太にであったのは、『話の特集』に連載された「トンカチおじさん」だった。

 前代未聞のマンガであった。

 たまげた。

 以来ずっと。



 長新太の絵本、これこそがどれもこれも大変な代物で、二人の子どももおどろき、あきれ、そして、今頃なら川の字になって、ぬくぬくと蒲団にくるまり、げらげら笑ったものだ。

 親子二代、はまってしまった。

 今となっては、なつかしい。



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 「これが好きなのよ 長新太マンガ集」(亜紀書房・2016/11/7刊)、楽しい。



 

by ribondou55 | 2016-11-27 19:23 | 読み捨てご免 | Trackback | Comments(0)
 「スリーピング.ボイスー沈黙の叫び」(スペイン映画・監督ベニト・サンブレノ、2011年)を、レンタルDVDで観る。


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 1936~39年に起こったスペイン内戦の終結後、喪失感を痛みを抱えながらも立場を超えて共闘し、希望をつないだ女性たちの姿を描いたドラマ。スペイン内戦終結から2年。マドリードの刑務所では、共和国活動派の恋人や妻、母たちが次々と収監され、死刑が執行されていた。妊娠中に収監された姉オルテンシアを助けるため、南部のコルドバからやってきたペピータは、姉から山岳地帯でゲリラ活動を続ける義兄への連絡係を頼まれる。一方、刑務所内で出産したオルテンシアは、子どもを守るため、ひとりの女性看守にある願いを託す。(映画com より拝借)

 スペイン内戦後、フランコ軍事独裁下での反体制民主化勢力(主に共産主義者)に対する徹底した弾圧の様相と過酷さを描いていて、ああそんな風に、今からなら顧みる事なのですねと、教えて貰った。

 この映画でボクにとって印象的であったのは、キリスト教会がその弾圧機構の先端にいたことだ。

 こんな、報道もある。

  2012年04月15日 19:46 発信地:マドリード/スペイン
 【4月15日 AFP】スペインの首都マドリードで12日、フランコ独裁政権下で新生児が出産したばかりの母親から修道女らによって盗まれるという組織的な事件で、初の裁判が行われた。

 スペインでは1939~75年までのフランシスコ・フランコ総統による独裁体制下、およびその後1980年代までの数十年に及び、カトリック教会の司祭や修道女、医師らが組織的な新生児の拉致に関与したとみられているが、母親から奪われた子どもたちの正確な数は分かっていない。数百人から数万人説まである。

 12日は、1982年3月にマドリードの産院で出産したマリア・ルイサ・トーレスさん(58)から生まれたばかりの女児を奪ったとされる修道女マリア・ゴメス・バルブエナ被告(80)に対する裁判が行われた。

 出産後、トーレスさんはバルブエナ被告から、経済的に落ち着くまで一時的に女児の面倒を見てあげるといわれ、その申し入れを受け入れた。だが、被告は女児を他の家族に渡していたという。このためトーレスさんは娘を「盗まれた」としてバルブエナ被告を訴え、被告は不法監禁と文書偽造のかどで起訴された。

 AFPの取材に応じたトーレスさんは出産後、「娘はどこにいるのかと彼女(バルブエナ被告)に聞いた時、私はまだ半分眠っていた。彼女はこう答えた。『私にそれを聞くのはやめなさい。さもないと他の娘も連れて行くし、あなたは姦通罪で刑務所へ行くことになります』」

 なぜ子供を奪われた当時被告を訴えなかったのかというAFPの質問に対してトーレスさんは「修道女は絶対的な存在だと思っていたから」だと答えた。

 生き別れた娘は、この事件を追っていたある記者が探し出し、トーレスさんは前年、再会を果たしている。

 一方、出廷したバルブエナ被告は、法廷での証言を拒否。付き添った仲間の修道女と共に警官に警護されながら、押し寄せた報道陣から逃れるように裁判所を後にした。

 フランコ政権下で「道徳教育」上、問題があるとみられる家庭から子どもを引き離すという政策として当初開始された新生児の拉致は、じきに金銭目的に変化していったとみられている。母親たちは多くの場合、子供は出産して間もなく死亡し、病院がすでに埋葬したと聞かされていたが、新生児たちは実際には他の家庭に譲られたり、売られていた。こうした母親らによる訴えは1400件以上に上り、子どもを買った側が起訴される例も増えている。

AFPBB News より


 この映画でも、死刑になった姉オルテンシアの遺児が、刑務所を仕切っている神の名の下に非道極まりない修道女から、無事に妹のペピータの手に渡るのだろうかと、はらはらさせられる。

 ボクらの国でも西南戦争をはじめとして内戦や、それに準ずるような内乱があった。

 しかし、その記憶はもはや小説やドラマの中の出来事と成っている。

 だが、まったくそんなお気楽ではない記憶がスペインの人々の間にはあるのかも知れない。


 映画としてみると、オルテンシア役のインマ・クエスタという女優さんは美形であり、たいへん色っぽいし、その妹のペピータ役のマリア・レオンというお方も、田舎娘をうまく演じつつ、大きな青い眼をくりくりとしてとてもかわいらしい。

 メロドラマとしてみても、結構楽しめる。

 わるくないが、やや、弾圧される側を美化し過ぎているし、ひさびさに「インター」なんぞも、聴いてしまって、日本語の和訳歌詞はやっぱりだるいなと、スペインの「インター」を聴きながら、否、字幕を読んで、思った。





 
 


 

by ribondou55 | 2016-10-11 23:09 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
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 鉢植えだが、北西のヘンスに蔓を伸ばしている。

 毎年きちんと実を付けるのだが、家人もボクも実を摘むことはない。

 ここに映っている実も、やがて熟れすぎて、地面に落ちて腐って消滅する。

 冷遇されている。

 庭の植物にも、妙に気になって依怙贔屓される奴もいれば、草葉の影に放って置かれてしまうものがいる。

 我が家の庭先では、勝手に生えてきたものは、どうでもいいが、他は一度はこちらの好みに叶ったものなのだが、いつの間にか忘れさられてしまうものも少なくない。

 それが、鉢植えで乾燥に弱いものなら、気づかない内に枯れ果ててしまう。


 植物はそれでも文句のひとつも云わない。

 生き物として、ボクなんぞより、草木の方がずっと上等だとおもう。

 





 
by ribondou55 | 2016-07-14 23:23 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)

孵ったぞ!確認した。

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 下手な画像であるが、さきほど、確認。



 
 それにつけても「世界」は、暗澹としていて・・・・・・。


 娑婆の風にはや笋の痩せにけり   一茶

by ribondou55 | 2016-06-14 10:19 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)
 今朝の「朝日」朝刊(4/1)に、世界で一番貧しい大統領と呼ばれた前ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカさんのインタビューが掲載されている。

 我らのこの国にも、こんな政治家が一人でもいてくれたならと、しみじみと感じさせてくれる、例えばこんなくだり、一国の大統領だった人物の言葉である。

 ・・・もちろん国家は必要だよ。だけど危ない。あらゆるところに官僚が手を突っ込んでくるから。彼らは失うものが何もない。リスクも冒さない。なのに、いつも、決定権を握っている。だから、国民は、国家というパパになんでも指図されてはいけない、自治の力を身につけていかないと・・・・・

 で、インタビューについて、記者が「取材を終えて」という感想をつけている。

 (「今だけ 金だけ 自分だけ」といわれる最近の風潮には、未来なんてあるはずがない、と多くの人が感じているはずだから。)と。

 そこで、恥ずかしながら、初めて知った。

 「今だけ 金だけ 自分だけ」、・・・・、どうやら「三だけ主義」というのだそうだ。

 刹那主義・拝金主義・利己主義と書き換えてみると、ちょっと、違うな。

 主義というより、心情に近い、もうほとんど無意識で、そういうものとして「在る」って感じか。

 典型が、首相Aの言動に露骨に見えるな。


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 昨日、ボクは県立熊谷図書館のリニューアルを、個人的な感想としては、予想通りに期待外れだったと書いた。

 別に、図書館の職員が悪いわけではない。

 問題は、目先の人気取り予算ばかりに、ボクラの「税金」である札びらを切りたがる、政治家とお役人にある。

 さようしからば、「ビジネス支援室」の新設とあいなる。

 玄関を入ると正面に、にぎにぎしく、目立つこと”

 リニューアル前には集会室だった、夏ごろは受験生の勉強室になっていたところだ。

 金!が、すべての昨今のことである。

 商用データベースが、利用できるのだそうだ。

 どうやら、リニューアルの目玉。

 まあ、そのようなサービスを必要とされる方々も多いのでしょうが・・・・・。

 ボクには、無縁。


 図書館がビジネスに直結するとは、あきれるほど,ボクは時代とずれてしまったようだ。
 
 いやいや、今やお金を産まない学問は学問にあらず、というふうなことも漏れ聞く、図書館だけのことではない。

 でも、この図書館に親しみを感じてきた利用者の面々の多くは、ボクと同じか?

 予算の使い方が違うのでは?

 そんなことより、トイレの改修の方が先だろうに。

 清掃員さんの責任ではないですよ、臭いのは。



 
by ribondou55 | 2016-04-01 12:09 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)
ネット上で、「近世以前の土木、近代化遺産」(http://www.kinsei-izen.com/)という、大変興味深いサイトに行きあたった。
きちんとした調査に基づく、学術的な内容で、ボクのような無知な門外漢には勿体ないのだが、なぜか楽しくなる。
河川の堤防」の中にあって、「中条堤」は、最も評価される遺跡としてランクインしている。

 中条堤 埼玉/行田市・熊谷市<福川(右岸)>土堤防長2732m(明治9)江戸以前
              
 「中条堤」は総称で、実際には上中条堤、四方寺堤、北河原堤の集合体/中世には既に存在していて、慶長年間(1610年頃)に伊奈忠次により本格的な整備が実施されたとする説が有力/利根川、福川、荒川の洪水を中条堤の上流側へ一時的に湛水させ、洪水の被害から下流側を守ることを目的とした控堤(水除囲堤)→洪水が氾濫することを前提として、その遊水を調節する機能を有し、洪水被害を最小限に食い止めるために設置された堤防

ボクが目下関心を寄せている四方寺の田んぼに立つ石碑は、「四方寺」なのだから、四方寺堤があった、その周辺であることは、間違いない。
中条堤の全体を見ることができるこんな資料があった。

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 高橋哲郎著「天、一切ヲ流ス―江戸期最大の寛保水害・西国大名による手伝い普請」で、挿入されているのを、拝借した。

 ボクはこの地図上の範囲外に居住するのだが、ほぼ地元民といえる、なおかつ自転車散歩を愛好するものだから、一応の土地勘があって、そうした人間から見ると、この図版は、とても馴染みを感じさせる。
 
 寛保2年の洪水では、中条堤と四方寺堤ともに決壊し、高橋の小説?(ちょっと、あの方を連想させる文体です)では、「逃げ場を失った老若男女一五〇人と馬三〇頭が水死した。中条堤の決壊した跡には深い池(押堀)が出現した。その深さは一四間から一五間もあり、人夫たちが掘ればゆうに三カ月はかかかるような湖沼が一夜にして出現したのである。」とある。


 今夜はここまで。


 ただいま、襖の張替に挑戦している、これも、なかなかおもしろい。



 

by ribondou55 | 2015-12-18 23:27 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)
 消費税の軽減措置を巡って、与党間でごそごそやっている。

 生鮮食品までか加工品もか、さらには外食までか?

 配偶者のように主婦感覚でいえば、8%か10%か、それなりに大問題らしいが、2%の差なんて、すぐに無感覚になる。

 本当に生活に逼迫している人々の支援というには、まったく体を為さない。

 もともとの8%が重税なのだ。

 老い先短い我ら老人はまだしも、すべての若年労働者や子ども達が、腹一杯気兼ねなく食えるようにしてほしい。

 そのかわり、グルメ自慢の連中御用達の店などでは、☆の数に合わせて倍加する消費増税をすればいい、それも自慢の種になろう。

 

 さて、野菜も生鮮食料だが、なぜ?スーパーの棚に並ぶ野菜は、あれほどにみずみずしく見えるのか、不思議だ。

 だいたい、野菜というやつは、例えばほうれん草なら、土から抜いてそのまま放置しておけば1時間足らずで、完全にしんなりとなって、半日もおけばもう、口にしようと思えなくなるほどに萎れてしまう。

 だが、スーパーの野菜は、遠い産地からはるばるやってくるのにどのくらいの時間が要しているのか分からないが、とっても新鮮そうにみえる。

 どんなマジック?


 ボクの畑の今年の冬野菜は、よい出来とは到底云えない感じになってきた。

 今日、沢庵を20キロ漬け終わった、20キロというとたいそうなと、知らない人は思うだろうが、じつはささやかものである、つまり大根の出来がよくなっかったのだ。

 それでも、発育不全のほうれん草・人参、育ちすぎた小松菜、妙に元気がいい水菜、春菊、白菜・・・・、そんな物が穫れてくる。

 感謝である。

 土の力は、圧倒的に大したものなのだ。

 さよう、土から離れるやいなや、命という命は萎れてゆくのだ。

 見かけ倒しの新鮮さにだまされていけない。


 これも、土からの贈り物。

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by ribondou55 | 2015-12-12 17:03 | 畑にいます | Trackback | Comments(0)
 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(監督・ジョージ・ミラー、2015年)を観た、といってもレンタルブルーレイデイスク、茶の間のこたつで、ミカン汁をすすり、固焼きせんべいをぱりぱり、不意にイエ電が呼ぶ、そんな環境での「鑑賞」でありました。

 この作品ほどに、映画館で観るべきだったと、後悔したことは、近頃なかった。

 
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 息もつかせないほどのアクションの連続、奇天烈なメカと人体改造人間、暗黒舞踏張りの剃髪、白塗りの…あれは何者・・・沢山、・・・・。

 アクションシーン、すべて実写だと、CGは修正程度という、「本当」はやはり、リアルだし、迫力がちがう。

 おもしろすぎる。

 女の蜂起に、渋く手を貸すマックス。

 いいね。

 日照時間が少なくて、イライラしていた引きこもり老人の気分をアップしてくれた。

 ありがとう。

More えー、またまた余計なことを。
by ribondou55 | 2015-11-26 16:56 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
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 シクラメンが、届いた。

 今日は、陰惨な曇りそらで、いっそのこと降ってくれれば、気分が軽くなる。

 冷えていて、家の前を通る下校中の小学生の声も、いつもより元気がないような。

 ツイッターを開くと、世界ハトンデナクアブナッカシイ。

 やはり、お天気が不調だと、気分も沈む。

 引きこもり老人であっても、その程度には、生きている。


 ボクは、シクラメンが本当は嫌いだ。

 

 
 

More 訃報 原節子
by ribondou55 | 2015-11-25 16:07 | 咲いた咲いた何の花 | Trackback | Comments(0)
 今年もやって来た、ぎっくり腰の来襲。

 ダイコンを掘ったあとの土をならそうとスコップをふるっていると、ガツンときた。

 それで、すべて。

 決まり手はなんだかわらない、怪我にしろ病にしろ、大抵は不条理なものと、あきらめるしかない。

 二日寝込んで、今朝起き出した。


 収穫した大根は、沢庵用。

 この後、二回別品種を、掘り出す、今回は始めの回。

 やれやれ、あとは無事に終えたい。


 収穫した大根は、配偶者が軽く洗って、干してくれた。

 沢庵なんて、それほどの物ではないが、自家製ということにだけ、自己満足がある。

 家庭菜園なんて云うものは、ほとんどが、そうしたものである。

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 ぎっくり腰は、もう習慣になった。

 くるなと、予感していた、先週辺りから。

 悪い予感は、だいたい的中するものだ。

 でも、慣れっこになっていて、対処法も心得ている。

 つまり、ついていないにしろ、パニックにはならない。

 そうなると、やはりボクもこの国の民乃一員だと思う。

 どんな酷い目になっても、前にもこんなことがあったげれど、ちゃんときりぬけた、ジット耐えて、いつの間にか忘れてしまうまで、静かにしていよう、それが一番、とか。




 




 
 
by ribondou55 | 2015-11-24 09:16 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)