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 長新太を、例えば奇才の人とかいっても、何の紹介にもならない。


 
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 云うなれば、怪人チョー・マンチューをして、かく言わさしめる存在だ。

 ボクが長新太にであったのは、『話の特集』に連載された「トンカチおじさん」だった。

 前代未聞のマンガであった。

 たまげた。

 以来ずっと。



 長新太の絵本、これこそがどれもこれも大変な代物で、二人の子どももおどろき、あきれ、そして、今頃なら川の字になって、ぬくぬくと蒲団にくるまり、げらげら笑ったものだ。

 親子二代、はまってしまった。

 今となっては、なつかしい。



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 「これが好きなのよ 長新太マンガ集」(亜紀書房・2016/11/7刊)、楽しい。



 

by ribondou55 | 2016-11-27 19:23 | 読み捨てご免 | Trackback | Comments(0)
 昨日24日、記録的に早い初雪、その上6cmも積もった。

 日が変り、今朝畑を見に行くと、なんと雪景色ではないか。

 くき菜の苗の風よけに蔽った寒冷紗のトンネルが、雪の重みでつぶれていた。

 なんとも、この季節には不思議な光景で、おもしろい。

 この一度の雪で、野菜に悪影響が出るとは思えない。

 珍しい風景をしばし楽しもう。

 畑の隅に植えてある小菊と雪。

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 絹さや、これから冬を越すのだが、その寒さの洗礼か。

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 タマネギの苗、ダメージはなさそう。

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 ほうれん草、これでひと味アップか?

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 この秋、菜物では、最期に蒔いた、春菊はまだ幼い、健気なり。

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 その他、大根二種・水菜・キャベツ・ニンニク・白菜・小松菜・ネギいろいろ、韮、ベビーリーフ、芽キャベツ、ブロッコリー、水菜、人参、それぞれに問題なし。

 既に、沢庵用の大根も車庫の軒下に干してある。

 しばらく、農作業はお休みだ。


 来月中旬は久々にゆっくりとひとり旅。



 

by ribondou55 | 2016-11-25 12:11 | 畑にいます | Trackback | Comments(0)
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 良寛さんは、紅葉を多く詠っている。

 
 昨日、鑁阿寺を訪れたついでに、足利織姫神社の裏手のもみじ谷を尋ねた。

 時は、まさしく紅葉の盛り。

 
 次いで、噂に聞いている浄因寺の紅葉はいかがと確かめるような気分で、足を伸ばしてみた。

 もみじ谷から車で30分足らずで着いたものの、そこは深山幽谷の趣。

 行道山浄因寺、古く行基上人が開山したと、伝えられているという。

 二度の大火に遭い、かつての僧堂は今や礎石だけが残っているのだが、宗派を問わず多くの行者がこの地で修行に明け暮れたという。

 足利市のHPによるとこうある。

  『関東の高野山』といわれ、山腹にある浄因寺は和銅6年(713年)、行基上人(ぎょうきしょうにん)の開創と伝えられます。

 参道から山頂にかけ3万3千体といわれる大小の石仏や、右手を枕に西向きに寝ている寝釈迦(ねじゃか)があります。

 また、巨石の上には眺望絶景の建物『清心亭』(せいしんてい)があります。そこへ渡るために巨石から巨石に架けられた空中橋『天高橋』(てんこうきょう/あまのたか  はし)は葛飾北斎が『足利行道山雲のかけ橋』として描きました。


 肝心の紅葉は、四五日、いや一週間ほど早かったようで、勇み足であったが、足利の市街からほんの30分ほどのところに、断崖絶壁に囲まれた南画的な風景があったとは驚きであった。



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  良寛さんがかつて庵を結んだ国上山(くがみやま)国上寺(こくじょうじ)の五合庵もさみしいところであった。


     國上    良寛

    あしびきの 國上の山
    山かげの 乙女の宮に
    宮づかひ 朝な夕な
    岩とこの 苔むす道を
    ふみならし い行きかへらひ
    ます鏡 仰ぎて見れば
    み林は 神さび立てり
    落ち瀧津 水音さやけし
    そこをしも あやにともしみ
    五月には 山ほととぎす
    をちかへり 來鳴きとよもし
    長月の 時雨の時は
    もみじばを ひきて手折りて
    あらたまの あまた月日を
    ここにすごしつ


    露霜の秋の紅葉と時鳥いつの世にかわれわれ忘れやめ







by ribondou55 | 2016-11-18 21:05 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)
 
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 小春日和。

 足利の鑁阿寺(ばんなじ)の大銀杏の紅葉が見たくなった。

 云うことはない、ただただ黄金色。

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 こうなると、ただあんぐりと口を開いて、見上げるばかり。


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 この辺りで巨木というと、ケヤキかイチョウが、まず挙げられる。

 銀杏ならボクが好きなのは、第一に、金鑚神社、児玉郡神川町にある武蔵国の二ノ宮とも云われる、その境内に立つ大銀杏。

 次いで、鑁阿寺のこれである。

 
 ただ大きいと云うだけなら、この他にもあるが、やはりその「在る場所」がどうしても気になる。

 聖域に在る場合も、やはり心打たれる。


 古来より、人々は巨樹に対して敬虔な気持ちを呼び覚まされてきた。

 ありがたし。


    鑁阿寺のイチョウ (ばんなじのいちょう)のデータ
 
  樹種 イチョウ
  樹高 30m
  目通り幹囲 8.5m
  推定樹齢 550年
  所在地の地名 栃木県足利市家富
      栃木県指定天然記念物(1998年1月16日指定)
 (http://www.hitozato-kyoboku.com/bannaji-ichou.html より拝借)


 そういえば、板東札所第十番の岩殿観音正法寺にばかでかい銀杏があった。

 あれこそ、今の時期にはたいしたモノだろう。

 一度、紅葉の頃に訪れてみたい。




 


More 鑁阿寺(栃木県足利市)について
by ribondou55 | 2016-11-17 23:30 | ご近所巡礼記 | Trackback | Comments(0)
 ボクは、若い時分、北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズのファンあった。

 そこを入口に、小説初期作品から「楡家の人びと」「白きおたやかな峰」あたりまで読みついで、いつごろか離れてしまった。

 それでも、ボクの中には北杜夫にたいする懐かしさは、失われることはなかった。

 「ぼくのおじさん」は、旺文社の『中二時代』『中三時代』に連載されたのだそうだ。

 これまた郷愁?をさそう雑誌ではないか、とはいえ、漫画ばかり読んでた中坊のボクには縁の無いもので、そう、その無縁さがちょっと微妙な味わいがあるのだ。


 映画「ぼくのおじさん」(監督・山下敦弘、2016年)では、その《おじさん》を松田龍平が演じる。



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 この、龍平の《おじさん》が、役にはまっているかどうか?ボクには判断しかねる。

 「どくとるマンボウ」シリーズの、ある程度のコアな読者であったとぺろっと口を滑らしかねないボクの目から見ると、龍平の哲学者おじさんの立ち居振る舞いと思考様式は、北杜夫流のユーモアから少しばかりずれて、面白さが煮え切らないという感じがする。

 原作に依拠するエピソードや台詞が再現されていたとしても、しっくりと感じられないのは致し方ない。

 ひと言でいえば、笑いに軽やかさが欠けている、そんな感じがした。

 もっと、きちんとニヤニヤさせて欲しい。

 脚本がよくないのか、ハワイに場面を移してから、ダラダラ感が。



 「おにぎりあたためますか」の戸次シゲちゃんを、「永い言い訳」に続いて、今度はしっかり観たのだが、やっぱり「おにぎり」のシゲちゃんがいいな。

 それは、この映画での役どころが説明的にもたつくことから受ける印象かもしれない、っま、それはシゲちゃんの側の問題でないところにある気がした。

 同じことは、真木よう子のエリー役にもいえる。


 いい感じなのは雪男くん、春山さんちの息子であるから、春山雪男、好演していた。



 北杜夫ファンであることを鼻にかけたような嫌みな記述になってしまった、客観的云えば楽しめる作品である、これは確かだ。

 その「ファン」というのも、それぞれに主観的なもので、理解の仕方は十人十色、頼りないものだ。



 今週中に、タマネギの植え付けを終了したい。






 


 

by ribondou55 | 2016-11-07 23:23 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
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 午後3時半ごろ、寄居町のメインストリートにつく。

 警備のテント周辺以外に、人通りがない。

 秋風が往来を吹き抜けてゆく。

 本当に秋祭り?

 
 仕方ないので、鯛焼きで間を持たせていると、夕日を背にして、山車がやって来た。

 お囃子の笛の音が、優しげではないか。


 この道筋に、露店一軒出ていない。

 アッケラカンとさっぱりしたお祭り。

 地元の人たちの、地元の人のための祭。


 
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 ペコちゃんも、ちょっと、寒そう。


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 小さな町が静かに華やいでいる、とてもよいお祭りである。



by ribondou55 | 2016-11-07 00:00 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
 輪行第二回、秋晴れに誘惑されて思い立った。

 先ず、自宅から伊勢崎線太田駅までサイクリング、そこから、多々良駅まで輪行、多々良駅から群馬県立館林美術館まで自転車で移動、展覧会を覗いて、館林駅まで走り、館林駅より羽生駅で、秩父線に乗り換え、上熊谷駅で下車、自宅へ。

 自転車は、ダポンのスピード8。


 今回の目的は、単純に自転車を持って、電車に乗り降りする上での、注意点とコツに気づくことである。

 ボクのスピード8はなんやかやで、12㌔を越える。

 老骨の肩に12㌔の輪行袋は、かなりの加重だ。

 そう思っていたのだが、案外出来る。

 もっとも、東京駅や新宿駅でアレを担いで移動するのは、苦しいだろうが、田舎の多くの駅はホームは一本、多くて2、3本、それにこの頃は、ちょっとした駅には、エスカレーターやエレベーターが設置されていて、エンヤコンヤラ、階段を上ることからも、逃れることができる。

 当面は、12㌔恐れるに足らず。


 自転車を輪行袋に突っ込むのも、案外スムースに出来た。

 時間も5分有れば、十分。

 出来る。


 車中でも、ちょっとかさばる物体であるが、今日のように混雑しない時ならば、誰も気にしていない。

 
 「どうといこともない」、というのが本日の確認であった。


 さて、展覧会は、「大地に立って/空を見上げてー風景のなかの現代作家」と。

 よい展覧会である。

 関東地方のほぼ中心に位置し、利根川と渡良瀬川に囲まれた、起伏のない平坦な大地が広がる館林。このランドスケープの特徴を活かして設計デザインされた当館は、敷地の中央に広大な緑の前庭を据えています。ここに立ってみると、遮られることなく広がる大地と空が、土地の特性を示すとともに、まっさらなカンヴァスのように人の内面や物語を映し出す抽象空間ともなることに気づかされるでしょう。
 本展は、当館をとりまくこの風景を舞台装置として、自然のなかに身を置き、風景へとまなざしを向け、大地にイマジネーションを託す9人の作家をとり上げます。作家の身体や感覚、想像を介して導き出された絵画、写真、映像やインスタレーション、あるいは来館者が参加して作り上げていく作品は、この風景のイメージとどのように感応するでしょうか。人間の生死、文化や歴史とつながる現実あるいは想像の風景、そして風景をつくる人と自然の働きと時の流れについて、考える場にしたいと思います。 展覧会HPより。
 
 9人の作家の内、日比野克彦さんと笹岡啓子さんの作品は観てきたが、そのほかの方々は初見であったが、どなたも興味深く観ることが出来た。

 瀬尾夏美さん、笹岡さん、それにALIMOさんもそうだが、3.11震災以降、ボクラがいる世界の風景の見え方が、北関東の田舎暮らしでも「うさぎ追いしふるさと」というような安らかさ失ってしまった。

 風景を一皮はぎ取ってみるような癖が身についてしまったような。

 そこから、どうしたい?というのが、この展覧会なのか。

 日比野さんは、「揚舟」をモチーフに「揚舟流星群」というインスタレーションを目論んでいる。

 とても、美しい。


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 館林近郊の板倉町に渡良瀬川の支流で、「谷田川巡り」という揚舟の遊覧があり、一度乗ったことがあるのだが、「揚舟」というのはもともと災害時の移動手段として、洪水に備えて各戸で軒下に設置していた小さな舟である。

 ここに限らずボクの住むちかくにも利根川も荒川も洪水も明治の頃までは洪水を繰り返してきた。

 揚げ舟は、いわばこの地域の災厄の記念である。

 糸でつり下げられたたくさんの紙の舟は、その水害で亡くなっていった人たちの為の精霊船のように見えてきたのだった。


 

by ribondou55 | 2016-11-04 23:40 | 目の快楽 | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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