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 『皇帝のいない八月』(監督・山本薩夫、1978年)を、Huluで観た。

 
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 ボクは、山本薩夫という監督さんの作品世界が、やっぱり嫌いなのだなと、再確認した。

 それだけ。
by ribondou55 | 2015-08-08 23:30 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

図書館の愉しみ方

 本日8月5日 熊谷気象台観測データ

             最低気温(℃)  26.00    05:23
             最高気温(℃)  38.00    14:03
             最大瞬間風速(m/s)
                   (風向(16方位))8.6(南南東)15:21

 
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 隣の街の図書館へ出かけた。

 返却のついでに、先だっての新聞に告知されていた雑誌の文章を読んでおきたいと思ったからだ。

 外に出ると、すでに炎天であった。


 この街の図書館は、快適、冷房がきちんときいている。

 我が町の市立図書館は、ぬるい。

 さらにさらに、県立図書館の空調は、まな暖かい。

 物を読むには、これは一番適さない。

 お役所の節電規則を、どんな施設であっても、同じく適用するというのは、いかがなものか。

 お役人の労働環境は多少過酷でもいいとして、例えば保育園・幼稚園・学校というような所では、何度設定にするのだろう。

 肉体的な健康維持のための設定では、心までは涼しくなれない。

 心が涼しくなくては、すこやかな精神は育たない。


 円形の建物で中心は中庭、採光のためか、ちょっとお洒落な空間の図書館だ。

 従って書架も円形に配列されている。

 その書架と同じく、いうなれば同心円を描いて、閲覧読書用のベンチといすが配列されているのだが、見渡すと、そこかしこ、高齢者の面々が目立つ。

 中には、午前十時だというのに、既に大きないびきをたてて爆睡する御仁もいて、さぞや昨夜、寝苦しかったのだろと、同情せずにはいられない。

 声を大にして言いたい、図書館はこの地方では、高温災害の緊急避難場所でもあるのだ。

 さようそのとおりで、どこいけないことがあろうか。

 来館者が増加するなら、それはそれで、行政的な観点からも喜ばしいことではないか。


 テレビで熊谷・伊勢崎・館林を灼熱のトライアングルというておった。

 この街は、その三角形からは外れるが、暑さの度合いはかわらない。

 まこと、この図書館は優れている。

 図書選定も、とてもいい。




 

 

 
 
by ribondou55 | 2015-08-05 23:12 | 生きている | Trackback | Comments(0)

映画『野火』の体験

 『野火』(原作・大岡昇平、監督・塚本晋也、2015年)を観た。

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 小説を「体験する」というと、感情移入とか疑似体験とかいうのだが、そうでなくて、一つの作品に直に触れたという実感することを、ボクは小説の体験と言おうと思う。その体験は、ページをめくっていくボクという読者の、読んでいる時点のさまざまなごたごたも、活字を読むボクの一部としてあって、作品世界と緊張関係を形作っていて、それも、「体験」に被さっているのだ。

 映画『野火』には、そうした体験へと引きずり込む力がある。

 大岡昇平の原作を読んでいるかとか、当時の戦況を知っているかとか、そういうことはこの映画を観る上で余り関係ない。

 要は、田村一等兵が目撃したこと、聞いたこと、臭いをかいだこと、喰ったこと、殴られこと、殺したこと、飢えたこと、飲んだ水の味、手榴弾の手触り、・・・、そういういちいちを直感する、そして恐怖した・・・、これがボクの体験だった。

 それに、ボクの親父が大陸深くまで遠征させられ、傷病兵となって帰還した輜重輸卒であったこと、・・・・、ボクの父は何に恐怖したか。



 安保法制にボクも反対する。
by ribondou55 | 2015-08-01 00:11 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

水面を滑りまわって世を過ごし、その上、空を飛ぶ羽も持っているあめんぼは、老蛙の憧れだ。


by 泡六堂