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 『0.5ミリ』(監督脚本・安藤桃子、2014年)を、深谷シネマで観た。

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 小説にしろ、映画にしろ、ほんわかした予定調和的な、どこかで聴いたような「イイ話」、毒にも薬にもならない感動話が好まれるこの頃であるが、そんな時流に別に抗っているわけでもなさそうだが、この作品、なかなか厳しいコース目がけて、切れのよい直球がほうられてくる。

 登場する康夫・茂・真壁義男 ・佐々木健、そして片岡昭三 に、同じ高齢者としてのボクは、身に覚えがあることも、ないこともあったのだが、196分を結構、くどいとも、冗長ともケチをつける箇所すらなく、それぞれの老人がおもしろおかしく、いい感じでみおえることができた。

 それはもちろん、安藤サクラ演ずる山岸サワが、老人との「関係」性をじりじりと『0.5ミリ』ほど詰めて行くことのなかで起きてくる老人たちの『変容』、それはスクリーンを観ていたボクら観客の喜びでもあった。

 片岡マコトさんの件は、これまでの映画にも小説にもあまり例のない物語であった、でもこれも高齢者を交えた家族の問題で、ああそういうことも、あり得るだろうと思ったのだが、マコトさんをマコト君へと転換した母雪子さんこそが気の毒でならない、そんな気がした。

 評判の高い作品、期待通り、たっぷりと観た、そんな感じもして、お得感もたっぷり、イイ作品だった。



 

 
by ribondou55 | 2015-04-30 21:46 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
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 それぞれに、よいではないか。

 とりわけ、桃。

 こんなのが、ご神体?

 撫で撫で。

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 古来、桃は中国においては不老長寿の果実として、また日本においても魔除けの果実として知られています。
それは「古事記」の中にある次の神話に由来しています。
「黄泉国(あの世)」から逃げ帰る伊邪那岐命が葦原中国(この世)との境に辿り着いた時、坂の上の桃の木を見つけその実を3つ取り、悪鬼にめがけて投げつけて難を逃れました。
伊邪那岐命は桃の実に『あなたは私を助けてくれた神の実です。
どうかこの世の全ての人が悩み苦しむ時も助けて下さい。』と言って意富加牟豆美命という名前をお与えになりました。」
以来、桃の実は病難・災難除けの象徴として尊重される様になりました。 

境内には「なで桃」が祀られています。
この御神徳を広くお頒ちするため、授与所に「なで桃守」「願かけ桃絵馬」「なで桃ハンカチ」がございます。
なで桃守は、御守りについている桃を日々お撫でになり、身につけてお持ち下さい。
また、ハンカチで「なで桃」を撫でてお持ち帰り、御神徳をいただきましょう。  当神社のHPより


 とは、おっしゃられますが、この絵馬、とても難病・災難除けの願掛けの為のものとは思われず、むしろ色恋沙汰を呼び込むための願掛け絵馬、そんな風につい思ってしまうのですが、実はさにあらず、お他人様の絵馬に託すお言葉を垣間見るのは、まことに失礼千万ではありますが、沢山の絵馬に込められたお気持ちは、先ず第一に「癌封じ」、第二に諸病平癒、第三に家内安全災難除け、小生のようにただの見た目で、軽薄な願望に溺れるような御参拝の方はおいでにならないようでありました。

 ありがたし。

 

More 行田八幡神社について
by ribondou55 | 2015-04-23 21:34 | ご近所巡礼記 | Trackback | Comments(0)
 ご無沙汰していた深谷シネマ、『百円の恋』(監督・武正晴、2014年)を観た。

 
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 評判とおりのいい感じの映画だった。

 自己評価額¥100のアラサーが、リングの上であのジョーに変身するお話である。

 久々に、ナイスファイトを見た。

 擦れっからして、乾ききった高齢者をワクワクさせた。

 この監督さんが務めた助監督での作品には、ボクが特別に好きな作品多数。

 その力量は、ファイトシーンのみならず、作品のあちこちに光っていて、へー!と、何度も感心した。

 「斎藤一子」は、いい女だ。

 巷にうずくまるあまたの「斎藤一子」にエールを贈りたい。

 彼女たちを「痛い人」と、うそぶくやつらは、限りなく想像力が貧困か、自己洞察力が欠如した人なのだろう。いずれ、きゃつらに一発食らわせずには置かない、とか、おいぼれのおいらが言っても笑いだな。


 安藤サクラさん、いいものを見せてくれました。


 こんなでは、『0.5ミリ』も観ねばなるまい。


 レタスを定植する畝を作った。

 枝豆・スイートコーンをポットに播いた。



 それにしても、アべとその配下と尻馬乗りと、影でほくそ笑む官僚どもの、したい放題にはあきれ返る。







 
by ribondou55 | 2015-04-17 21:14 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 ホントに久しぶりの映画館。

 約2ヶ月ぶり。

 評判の『アメリカン・スナイパー』(監督・クリント・イーストウッド、2014年)を観た。

 見終えて、すぐに思ったのは、なぜクリス・カイルは、殺されなければいけなかったのか?

 ということだが、映画ではそこには触れていない。

 いずれにしろ、戦争は人を壊す、これはこの映画でもよーくわかった。

 アメリカ本土はいざしらず、この国でこの映画をヒーローの伝記として観る人はいないだろう。

 クリス・カイルを殺害した元海軍兵のエディー・レイ・ルースもまた、ルイス同様、PTSDに苦しむ元兵士であったことは、映画でも描かれている。

 病んでいるアメリカの奥深さに暗澹とする。



 畑でとれたアスパラガスが、おいしい。


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by ribondou55 | 2015-04-11 18:47 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂