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 『超高速!参勤交代』(監督:本木克英、2014年公開)は、痛快であった。

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 奇想天外ぶりではもっと過激であった『鴨川ホルモー』の監督さん、妙なおかしさを醸し出す。

 おかしさの根源に、やさしい人間味があって、いいなと思う。

 佐々木蔵之介の飄々とした感じのお殿様が、これまでの時代劇になかった「殿様」像を造った。

 映画では久しぶりに深田恭子を見たが、随分と大人になったという感じがした。

 東北の小藩・湯長谷藩をいわきに設定したのは、悪くない。

 いわきの土で作った大根、それを漬けた沢庵を徳川の将軍さんがご賞味、お褒めにあずかるというのは、いい話だ。

 いわきの土、いうまでもない、風評被害にあっている福島のお百姓さんへのエールである。

 「土」に敬意をはらうことない昨今の為政者はクソである。

 あれだけ山も海も人も、当然、田畑も、汚染し尽くした事故の後で、しっらと原発再開に突き進むご面々は何者?


 ところで、小生の昨年暮れに漬けた沢庵は、あと10日ほどで食べることができるはず、さてできばえは?






 
by ribondou55 | 2015-01-18 00:07 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 映画ではない、テレビ番組。

 『深夜食堂』は、安倍夜郎による日本の漫画作品。2006年10月に小学館発行の漫画雑誌『ビッグコミックオリジナル増刊』に読切一挙3話掲載で初登場。それ以降、1回に2話掲載、出張宣伝漫画などを経て、2007年8月からは『ビッグコミックオリジナル』で連載されている。
この作品の舞台は、新宿・花園界隈の路地裏にあると設定されたマスター1人で切り盛りする小さな飯屋で、深夜0時から朝の7時頃までの深夜にしか営業しないことから、のれんには単に「めしや」と書かれているにもかかわらず常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、マスターができるものなら言えば何でも作ってくれる。この店を舞台に、マスターと客たちとの交流を描く。
第2回マンガ大賞2009第4位。2010年、第55回(平成21年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞。第39回日本漫画家協会賞大賞受賞。
2009年10月期から、MBS制作・TBS系で小林薫主演でテレビドラマ化され、2011年10月期から続編が放送された。2014年10月期から第3部が放送された。更に2015年1月31日に、劇場版公開が決定している。    wikiより拝借


 もうひとつ『孤独のグルメ』、扶桑社の『月刊PANJA』誌上で1994年から1996年にかけて連載されていた原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画。一度完結していたが、『SPA!』2008年1月15日号に読み切りとして復活。その後、『SPA!』上で不定期に新作が掲載されている。
 2012年1月期からテレビ東京系においてテレビドラマシリーズ化されている。
 個人で雑貨輸入商を営んでいる井之頭五郎(いのがしら ごろう)が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする様を描いたグルメ漫画。主人公が訪れる場所は高級料理屋などではなく、大衆食堂のような店がほとんどである。また、出先での食事がメインのため、出張など(7話・19話・特別編)を除けば大半が東京を中心とする関東の店となっている。料理の薀蓄を述べるのではなく、ひたすらに主人公の中年男の食事シーンと心理描写を綴っているのが特徴。ドラマティックな展開などは少なく、あたかもドキュメンタリーのごとく淡々とストーリーが流れていく。  再びwukiより拝借


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 ボクは、huluで観ている。

 小林薫のマスターと重松豊の五郎さんの、ファンである。

 このふたつの作品は、食べ物が主役であるが、凡百のグルメ番組とはまるで違う。

 『深夜食堂』では、ひとりひとりが「好物」とする食い物はその人となりに深くかかわっているもんだと、しみじみと再意識させられた。

 『孤独のグルメ』では、五郎さんの喰いっぷりに、感動させられる。重松豊の飯喰う表情は、星の数ほどもいそうなグルメリポーターが、ひっくり返っても及ばない。

 「喰う」というのは、まさしく慰めであり、快楽だ。

 二つの作品ともに、普通の食い物を食っている、ボクごときの懐具合でも、敷居の高さを感じさせない。

 手の届く価格の、普通に食える物を、おいしく提供してくれる食堂でもレストランでもいいが、そんな店にであうことは、まさしく幸甚といえる。

 そういえば、細々と蔵出しなんてことでつづく正平さんの「こころ旅」も、行く道々で飛び込む、何とも庶民的なお店での一コマが、楽しかった。

 ボクも、そんな幸せに巡り会いたいものだと、願う。
by ribondou55 | 2015-01-16 10:55 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 『アンコール!!』(監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ、2013年公開)を観た。

 バネッサ・レッドグレーブがやはりすばらしい。

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 英国の名優テレンス・スタンプとバネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を演じ、ロックやポップスを歌う合唱団を舞台に、さまざまな人々が再び人生に前向きになっていく姿を笑いや涙を交えて描くヒューマンコメディ。英ロンドンに暮らす72歳のアーサーは、無口で気難しい頑固老人。息子との関係もうまくいかず、笑顔を見せられる相手は最愛の妻マリオンだけだった。病弱だが陽気なマリオンは、ロックやポップスを歌う風変わりな合唱団「年金ズ」で歌うことが楽しみで、ある時、「年金ズ」は国際コンクールのオーディションに挑戦することに。しかし、そんな折にマリオンのガンが再発。練習に行かれなくなってしまったマリオンの頼みで、アーサーが代わりに合唱団に参加することになるが……。 映画comより拝借

 偏屈老人が、妻に先立たれて、初めて本物の孤独に襲われる、そこで、ようやく己の偏屈さから覚醒する。

 そんな物語だが、偏屈老人はアサーは、別にもともと人嫌いというわけではない、バネッサ・レッドグレーブ演ずる病弱な妻マリオンのためにだけ生きてきただけなのだ。

 仏教的にいうなら、「執着」とでも。

 心理学的には、共依存とも。

 マリオンは、夫アーサーが、自分への執着から解放されることを願いつつ亡くなる。

 「執着」はひとを偏狭にする。

 アンコールとは、いってみれば、執着から自由になれたということだ。

 唄は、心と体を開かせる力をもつものらしい。

 そうして、息子や隣人たちとの関係が恢復できたということだろう。

 ボクは、恐妻家ではあっても、愛妻家とはとうていいえないが、アーサーの気分が分かる気がする。

 高齢者なら一度観ておくことをお勧めしたい。

 「執着」する対象は、ひとそれぞれだが、・・・・。

 それと、「年金ズ」を指揮するエリザベス役のジェマ・アータートンも、いい感じ、あんな先生なら音楽の授業も楽しかろう。

沖縄・辺野古
by ribondou55 | 2015-01-15 17:29 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 『友よ、さらばと言おう』(監督:フレッド・カバイエ、2014年公開)

 ハリウッドリメイクもされた「すべて彼女のために」や「この愛のために撃て」など、フィルムノワールと現代的アクションを融合させた作品で名を上げたフレッド・カバイエ監督が、男同士の友情を軸に描くサスペンスアクション。南仏トゥーロン警察に所属する優秀な刑事のシモンとフランク。しかし、シモンは勤務中に人身事故を起こしてしまい、服役して妻とも離婚。その人生は一変する。出所後、警備会社で働いていたシモンは、離れて暮らす息子が殺人事件を目撃してしまい、命を狙われていることを知る。息子を守り抜くため、シモンはかつての良き相棒であったフランクに協力を仰き、2人は強大なマフィア組織に立ち向かうことになる。 映画comより拝借

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 シモンは、バンサン・ランドンが演じている。

 『母の身終い』で、ダメ息子を演じていた人だ。

 目が印象にのこる、どちらかというと寡黙がちな役どころで、目の表情で演技する?、我が国のスターさんにも多い。

 この映画でも、わかりやすいキャラクターを演じている。

 『友よ、さらばと言おう』では、なんだかちんぷんかんぷんだが、原題の『mea culpa』であれば、「不徳の致すところ」なんてことらしいから、見終わってみれば、まったくストーリーに対してベタな題名である。

 普段は信頼し合っている相棒の一方が、ふとしたことから裏切りをはたらく、そのことへの良心の呵責から、窮地に陥った相手を命を賭けて献身的に助ける、ついには、そのことで命を落とすのだが、いまわの際に罪を告白して、二人の友情は真に揺るぎないものにまで昇華して行く。

 まあ、よくあるストーリーだ。

 それでも、だらだらと観てしまうのは、バンサン・ランドンの雰囲気かも知れない。

 どうみても、世渡りベタの、うだつの上がらない単細胞のシモンではあるが、心根がよい、それにうまく役者さんがマッチしている。

 古今東西、こういう人物像に、観客は案外弱い者らしい。

 命を狙われる、シモンの子どもの名演技振り、子役ってすごいなあと、感心する。

 それにしても、『友よ、さらばと言おう』、この邦題、センスの欠片もない。
by ribondou55 | 2015-01-14 11:23 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 『コーヒーをめぐる冒険』(監督:ヤン・オーレ・ゲルスター 、2014年公開)、雰囲気のあるモノクロの映像を楽しんだ。

 原題は、『oh boy』、「なんて、こった!」てな感じで受け取っていいのか?外国語にはからっきしなオイラにはよくわからない。

 邦題は、なんか春樹さん風、うまいのかまずいののか、これも微妙だ。

 ベルリンの街をさまよう青年の災難続きの1日をモノクロ映像で描き、新人監督ヤン・オーレ・ゲルスターの長編デビュー作にしてドイツ・アカデミー賞主要6部門を総なめしたオフビート・コメディ。ベルリンで暮らす青年ニコは、2年前に大学を中退して以来、自堕落な毎日を送っていた。ある朝、恋人の家でコーヒーを飲み損ねた彼は、車の免許が停止になったり同じアパートの住人に絡まれたりと散々な目に遭う。気を取り直して親友マッツェと街へ繰り出したニコの前に、ひとクセもふたクセもある人々が次から次へと現われ……。主演は「素粒子」のトム・シリング。 映画comより拝借

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 親に黙って大学を中退して、昔風に云うと「自分探し」のモラトリアム生活にあるニコ君の、とある日常のひとこま。

 ボクも、コーヒーなしには暮らせない口だが、時折むやみに飲みたくなる、ニコ君も舌打ちしたくなる出会いや事件のあと、癒しのコーヒーを一すすりと願うのだが、なんだかんだ、飲み損なってばかりいる。

 で、コーヒーを飲むことが出来るまで、の冒険というわけだ。

 冒険と云っても、身の危険にさらされるようなことではなくて、ちょっと、特徴的な人々とであるのだが、それらの出会いの一コマ一コマがモラトリアム・ニコ君には、ぴりっと辛くて苦い、あるいは、ちょっとばかりの気づきをもたらす。

 普遍的な青年期の悩みと日常を描いていて、悪くない。

 コーヒーにありつけたのは、たまたま酒場であったナチス統治の子どもの頃の体験を語った老人が、死んでいった翌朝のことであった。

 まあ、そうなるでしょう。

 いい作品であった。

 で、ボクはれっきとした高齢者だが、案外この世代でも「自分探し」が流行っている、そんな感じもする、大笑いだ。
by ribondou55 | 2015-01-13 09:58 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
  『WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常』(監督・矢口史靖、2014年)を、観た。

 「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督が、直木賞作家・三浦しをんの「神去なあなあ日常」を映画化した青春エンターテインメント。大学受験に失敗し、彼女にもフラれて高校を卒業した平野勇気は、林業研修プログラムのパンフレットが目に留まる。その表紙でほほ笑む美女につられ、ケータイの電波も届かない田舎の神去村で林業の研修に参加することになった勇気だが、想像を絶する現場の過酷さに、早くも逃げ出したくなる。しかし、パンフレットの美女が村に住んでいることを知り、そのまま田舎暮らしと林業を続けていくことを決意するが……。これまでオリジナル脚本で映画を手がけてきた矢口監督にとっては、初の原作小説の映画化作品。染谷将太が主演し、長澤まさみ、伊藤英明らが共演した。 映画comより拝借

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 この監督さん、お楽しみ映画のぱっぴーさ、とっても感じいい。

 今時の林業について、知る人はすくないだろうが、この映画でちょっと教えられて、得した気分にもなった。

 しをんさんの原作もそのうち読んでみたい。

 染谷将太は、やっぱり有望。

 あっと驚く見所は、オオヤマツミの神さんの立派な金精神が、ジェットコースターのごとく駆け下り、××を突き抜けるというシーンだが、多いに楽しめた。

 なかなかの愉快な作品、ボク的には☆☆☆☆つである。

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by ribondou55 | 2015-01-12 17:49 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 『剝き出しにっぽん』(2005年)を行き当たりばったり風に観た。

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 『舟を編む』の石井裕一監督の大学の卒業制作なんだそうだ。

 

 元日、足利に初詣にいったのだが、ソノ足利が今上映中の『バンクーバーの朝日』のロケ地だそうで、映画のチラシを配っていた。

 その作品は、そのうち観ることにしている。

 ついでにいうと『舟を編む』は、ボクの好みからはやや遠かった。


 『剝き出しにっぽん』は題名があまりにも、ベタというか、嘘っぽいと云うか、そんなことでTUYATAの棚から借りてきた。

 面白かった。

 まだ、30代の若い監督さんである。

 それにしては、この作品の童貞青年小松太郎君は、マァーのたうち回る、もだえ悩み錯乱する、「好青年」である、こんな青年は21世紀においてはもうとっくに絶滅してしまっている、そんな風に思っていた。

 まっとうに己に取り組むとおかしくなる、だがそれがいいんだという感じは、『川の底からこんにちは』(2010年)でも同じだった。

 ボクは、ばかばかしく空回り、若い衆はそうでなくちゃと思う。

 太郎君と洋子ちゃんと太郎の親っさん、それぞれよかった。

 『剝き出しにっぽん』というタイトルとこの作品の内容がどうかみ合うかボクにはうまくもヘタにも云えないのだが、観終えた後に残った《もやもや感》は、なんだかタイトルと親しいような気がする。

 とにかく同じ「にっぽん」でも、アベちゃんの『日本』とは、大分違っている。







 

 
by ribondou55 | 2015-01-07 09:50 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)
 「柿ピー」のピーナッツが嫌いだった。

 小袋を食べきると、手のひらにピーナッツだけが残る。

 あるとき、ふと捨てるのはもったいないと感じて、二粒三粒口にした。

 塩っからくて、油っぽい。

 別段、嫌な味でもなかった。

 それからも食べ残しのピーナッツは、つれあいが食べてしまうのだが、時折は自分でも食べるようになった。

 ボクは老人だが、そんな風な喰わず嫌いというものが、いまもって、たくさんある。

 だからといって、いまさら、試してみようとは思わない。

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 年が明けてから、新聞に目を通す気がしなくなった。

 興味関心が薄れるのは、痴呆の初期症状だと聴いたことがあるが、それもあろうが?、昨年末の選挙の結果を見てから、もう、あとはのほほんと生きなければ、早死にするだけだと思ったからだ。


 
by ribondou55 | 2015-01-06 09:40 | 世界は昏いか? | Trackback | Comments(0)
 すでに五日。

 遊んでいるのは、ボクばかりか。

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 それで?

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by ribondou55 | 2015-01-05 11:07 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)
 三日になった。

 年が改まっても、旧年来相変わらず日に三度の飯を喰らい、眠る。

 このことが、ホントに面倒くさい、と、云ってみたりする。

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by ribondou55 | 2015-01-03 23:33 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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