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母の生家の外便所に近く白椿の古木







  

by ribondou55 | 2008-03-30 22:07 | 咲いた咲いた何の花 | Trackback | Comments(0)
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M未亡人を訪ねる裏路地で


   花というものに、心惹かれるようになったのは五〇歳をすぎてからだろう。

   子どもの頃から桜も梅も心底から美しいなどとは思ったことはなかった。

   ボクは花より空の色が好きだった。

   教室の窓から空を盗み見た。

   運河に架けられた橋を渡る前には必ず空を仰いだ。

   女と歩くときは空を心に拡げた。

   だが、この年になると空を見上げていると首が凝る。
   
   花は空より低く、半数以上は地上近くに咲いている。

   空の深さに目を凝らすより花の香りに迷うほうが好ましくなった。



   
   



by ribondou55 | 2008-03-22 23:06 | 咲いた咲いた何の花 | Trackback | Comments(0)

僕は少し眠ったが、


  
  母さんが僕を起こしてフライド・チキンを二個と氷みたいに冷たいミルクをくれた。あたりはまだ明るかった。
                     「おじいさんの思い出」カポーティ,村上春樹訳



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                                      とある廃校の遺跡







by ribondou55 | 2008-03-18 22:05 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)


  選択は、結局ひとりでやるほかありません。    大江健三郎




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                              一葉記念館への途々・「煙突掃除用ブラシ」






by ribondou55 | 2008-03-14 21:46 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)
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春宵一刻       春の宵、このひとときは

直千金        千金に値する (この胸に血は流れない) 

花に清香有り     花には清らかな香りがただよい (堅い乳首がめざめたようだが)

月に陰有り      月はおぼろにかすんでいる  (満ちくる潮 沖の白波 欲望)

歌管楼台       高楼から楽の音 (風か 掻き消されがちに歌声が)

声細細        切れ切れにほそくかすか (おお 君の声)

鞦韆院落       中庭にぶらんこが垂れている (薄い月影)

夜沈沈        夜  静かに女たちの眠りへと下りてゆく






by ribondou55 | 2008-03-02 21:53 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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