人気ブログランキング |

<   2007年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧

漂流する自分と流れ星と


 個人的には、静かに今日の出来事をよろこび、見えない手に感謝したい、そんな一日であった。


 

b0018682_22114542.jpg



 四月尽黄泉つ醜女の足洗ふ     李凡堂

 その声の裏庭で聴く花林檎

 少女佇つ嘆きか雪崩るる雪柳

 小手毬や独身者といふならずもの

 蛍烏賊食つて君ねむたくわらふ

 麦青し見えぬ牢獄耳に釘

 翁草思ひてもみよ鬼はいくたり






by ribondou55 | 2007-04-30 22:01 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

 ようやく痴呆選挙カーの騒音を明日から聞かないですむことが、ちょっと気持ちよい。


 今日一日、いかにも春めいた、いや初夏っぽい出来事もあり、人にも会い、快適であった。


  
b0018682_2345293.jpg




  手鏡に女は堕ちて黄蝶ゆく      李凡堂

  浅蜊汁みな口開けて人も飲む

  女泣くまこと天女か桃の花

  山吹の隣家童女の病むといふ

  夜行バス透明な生物たち眠る

  赤面の女図書館出づ濡れて

 


 

by ribondou55 | 2007-04-22 00:07 | Trackback | Comments(0)

  夕方、散歩に出た。歩いて30分ほどのありふれた、かつては村の氏神様である。
  どこの村にも町にもあったはずの慎ましいお社であるが、美しい桜の杜の境内にかこまれている。風邪の気の抜けないボクには長すぎる散歩であるようにも思えたが、今年も期待を裏切られることはなく、地上は散ったばかりの花びらで埋め尽くされ、樹上は夕景の空を覆い尽くして花が咲いている。
 どこにでもありそうなこの静寂は、今やどこにもない世相であるのだが、だからといって「美しい日本」などという政治スローガンで、この感動に水を差されてはかなわない。美しいのは桜であって、国家などではない。
 ついでに、ボクは柏手を打つのがうまいのです。桜の梢までどどいただろう。





  暖かいカレーパンうれしくて四月     李凡堂

  花冷えの紙ヒコーキは踏まれをり

  蛍烏賊星のみやこの居酒屋で

  春星や白きエプロンの人を恋ふ

  万愚節ほしの都の昨日今日

  幽霊からいただきました桜貝

  


b0018682_23134229.jpg










by ribondou55 | 2007-04-08 22:24 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30