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カテゴリ:古希シネマ( 15 )

映画「宮本から君へ」


映画「宮本から君へ」(監督・真利子哲也、129分、2019年)を太田イオンシネマで。




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還暦を一昔前に迎えて、「令和」なんて時間まで生き延びているジジイの観るようなもんではないと、思った。

 原作の漫画を読んでいないから、ホントのところはわからないが、

 超が10っ個もつきそうなほど、役者もスタッフも頑張り抜いた実写であることは大いに認めるが、

 多分原作の漫画には負けているかも知れないとぼんやり感じた。

 だからといって、原作を手に取るほどの気持ちはない、・・・、あくまでぼんやりの次元でイイのだ。

 ジジイになると、一つのことへの好奇心が持続しないからだ。



まず、スクリーンに映ったピエール瀧の元気な姿が懐かしかった。

前歯を三本引っこ抜いて「宮本」になりきった池松壮亮は、本気度がすごかった。

蒼井優は十二分に怖かった。

悪漢役の一ノ瀬ワタルって、何者だ。

づっとづっと大昔、山手線の駒込池袋間で、

まったくボクは身に覚えがないのに、

自分の2倍はゆうにありそうな巨漢から眼づけされたことがある。

あのときの駒込から巣鴨、巣鴨から大塚、大塚から池袋・・・、長かった。

心底びびった、あの時のことを思い出させた、あの感じだったよワタルクン。

池松君とワタルクンの非常階段での「戦闘シーン」は、

日本映画史上に残る名シーンであることに、疑いはない。

それに、初めて井浦新さんがイイ感じに崩れているを観た。

とかとか、

この映画は気合いは入っていたと、ジジイも思う。

だからこそ、ジジイの目からみると、なんとも陳腐で古くさい純愛映画だが、

この節のほやほやしている若い「君」が観れば、ズーずんと胸をついてくる作品に違いない、そう思ったのだ。

ジジイが観ても、今更どうなるものではでないのだから。


・・・・、でも、「タロウのバカ」の方が、よかったかも。
















by ribondou55 | 2019-10-10 22:41 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

映画「タロウのバカ」

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たまたま、今日が封切り日だったそうな。

映画「タロウのバカ」(監督・脚本・編集・大森立嗣、119分、2019年)を、太田イオンシネマで。


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七面倒くさい映画でアル。

これから、沢山のお方がこの作品について語るだろう。

だが、耄碌爺のボクの語れることは無いに等しいが、

この夏のボクの観たなかでは、最も出色の作品。





今日は畑に出なかった。


















by ribondou55 | 2019-09-06 23:08 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

映画『新聞記者』

 『新聞記者』(監督・藤井道人、113分、2019年)を観た。

政治サスペンスエンターテイメント映画。

ハリウッドあたりなら当たり前に存在するものだが、
 
ようやくにして、この国ではこんな映画が作られた。

 この作品に続くものがあることを、期待する。

 あれこれいうことはない。

 この作品を観ればわかることだ。

映画作品として。

 スタッフもキャストも実によく健闘している。

 特に、吉岡エリカ役のシム・ウンギョンに拍手を送りたい。



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それに、今年度の日本アカデミー賞にノミネートされるや、いなや、今後のお楽しみだ。







by ribondou55 | 2019-07-04 22:32 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

映画「長いお別れ」



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映画「長いお別れ」(監督・中野量太、127分、2019年)

熊谷イオンシネマで。

この年になってみて、死因第一位の悪性新生物とか二位の心疾患よりも、ボクにとっては「認知症」が怖ろしい。

つまり、命を失うよりも、生きたままで、そうなることの方を懼れてしまう。

惚けてしまえば、惚けたもの勝ち、困るのは家族だけだ、

なんて云って、おどける人もいるが、ボクはやっぱりそうは思えない。


作品は、老夫婦と、

結婚してアメリカに暮らす姉と、

料理の腕はプロ並みだが、男運の悪い妹、以上四人の東家家族の物語でアル。

元校長で読書好き頭脳明晰であった父が、70歳にして認知症だと診断され、徐々に記憶を失いながら亡くなるまでの7年間の物語。


ここの映画館にはしばしば足を運んできたが、これほど多く老人ばかりで大入りだったことはなかった。

実際、暗闇の中に加齢臭が立ちこめていたのだ。

通路を挟んでお隣の老婦人は、上映が始まって15分程経過したあたりから、すすり上げたり、目元をぬぐったり、半ば過ぎには座席に正座された。


この作品は、

我ら高齢者にとっては、

もしも認知症を患ってしまったら、

イヤイヤ、もしもどころか、4分の1の確率でそうなったなら、

こんな「家族」の中で余生を送り、天寿を全うしたい、

そう思わせられる、

「認知症=長いお別れ」の物語であった。


とはいえ、ボクらは、認知症の夫や妻の介護に、疲労困憊しておられる老老介護の困難を想像できる。

そこで、限りなく辛い親子の物語が生起するのかも、十分に予測できる。

この国で「家族」を美しく語れるなんて、不可能なのだと、・・・。

だから、この作品を綺麗事だらけの絵空事と冷笑する向きの方がおいででも、不思議はない。


でもやはり、だからこそ、こういう作品は存在すべきなのだと思うのであります・・・、なんてね。



本日、枝豆の苗を、植えた。

湯上がり娘である。

さぞや、湯上がりのビールに合うことだろうが、ボクは痛風予防のためビールは飲まない。




ところで、松原智恵子さんは、おいくつになられたのだろう。



















by ribondou55 | 2019-06-09 21:23 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

映画『オアシス』


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「オアシス」(監督脚本 イ・チンドン、133分、2002年製作。

HDデジタルリマスター版2019年3月)を深谷シネマで観た。

「オアシス」という題名は、巧みにして的確である。

映画史の上でも、稀な作品であると思う。

人間への「信頼」と「希望」について、強く励ましになる作品でアル。

どぶ川が流れ集まってできている人の世に、

こんな物語は、とてもありがたいものだ。














by ribondou55 | 2019-06-01 23:19 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

「半世界」(監督・脚本 阪本順治、120分、2019年)、ボクはこういう作品で泣けるのだと分かった。

深谷シネマにて。

で、隣の中年女性もチョットクシュクシュ、一緒に観た拙妻も指で目元をチョット。

ボクはよく練られた良心的な脚本であると思った。

こんな風に、わかりやすく「主題」を展開できる人は、そう多くないように思う。

主なる登場人物は、とてもいい感じだった。

中でも、紘の女房初乃を演じた池脇千鶴は、すばらしくよい。

次回出演作は、「男はつらいよ お帰り 寅さん」(12月公開予定)、楽しみだ。

吾郎さんはさりげない立ち姿に、やっぱり「アイドルスター」の片鱗が垣間見えた、これは、拙妻も似たような印象を持ったという。

別にケチをつけているわけではない、好演。

長谷川博巳、渋川清彦は期待通り。


それと、石橋蓮司、頑張っていて、うれしかった。


ボクの生きる日常は、「半世界」どころか、井戸の底であるが。






この数日中に、タマネギの収穫。

スイカ、摘芯。

ようやく直播きのオクラ発芽。

つるなしインゲン、発芽不調。

晴天高温が続くとの予報、水やりに工夫が必要。

ウリハムシ、やはり抑制できず、見つけ次第、こまめに処置のこと。













by ribondou55 | 2019-05-24 17:39 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(監督アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ、181分、2019年)

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どこかのレビューで、褒められていた。

つい、つられて、観てしまった。

アメリカのコミック『アベンジャーズ』の実写シリーズ四作目、完結篇であるそうだ。

確かに、なにやら完結していた。

ボクは、前三作中、だだの一作もみていない。

つまり、唐突に完結篇を目撃したのだ。

もっと、基本的には、ボクはアメリカン・コミックなんて何も知らない。

マーベルコミックの公式サイトには、キャラクターの一覧がある。

それぞれについて如何に優秀なヒーローであるか、紹介されている。

ボクが知っていたのは、名前のみが数名、お笑いだ。

アメリカ的な自己犠牲賛美のお話を、壮大なファンタジーとして楽しませてもらった。

長丁場の作品だが、途中トイレに立つこともなく、時折ニヤニヤしてしまった。

たまには、いいよな、こういうのも。



『DESTINY 鎌倉ものがたり』(監督 山崎貴、原作 西岸良平、129分.2017年)

寝転んでAmazonプライムにて。

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こちらは、和風なファンタジー。

西岸良平モノは、「何言ってやがる、チェッ!」とか突っ込みながら、つい観てしまう。

頑張ってたのしい「絵」を作っていた。

寝転んで観るには適したお座敷鑑賞映画だな。

このところ、鎌倉がいやにファンタスティックに扱われる。

ムムム。



二作とも、5/8に観た、一応記録する。








by ribondou55 | 2019-05-09 22:44 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

 茄子や胡瓜、トマト、スイカなどなどの、苗の植え付けやら種蒔きやらが目前。

 消石灰を散布して耕しておいた所へ、今日は籾殻入りの堆肥を入れて、一段落。

 この頃は、農作業前に入念にストレッチをして、腰回りのケアーをしているせいか、腰痛もなくことを終えた。

 いい気分で、このところ足を向けていなかった隣り町の映画館まで出かけた。

 

 

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「麻雀放浪記2020」(監督・白石和彌、原案・阿佐田哲也、118分、2019年)、こうのすシネマで。


  1984年に和田誠監督で映画化された阿佐田哲也のベストセラー小説「麻雀放浪記」を、主人公が1945年から2020年にタイムスリップ

するという大胆なアレンジを加え、斎藤工主演&白石和彌監督で再映画化。新たな世界大戦の勃発により、東京オリンピックが中止と

なった2020年の東京。人口は大幅に減少し、AIに労働が取って代わられた結果、失業者と老人が街にあふれていた。そんな荒廃した

東京に、坊や哲が1945年の戦後復興期の時代からタイムスリップしてやってくる。坊や哲が目にしたのは75年の時を経た、驚がくの世

界だった。坊や哲は思わぬ状況で立ちはだかるゲーム「麻雀」で死闘を繰り広げていくが……。斎藤が主人公・坊や哲を演じるほか、

竹中直人、もも(チャラン・ポ・ランタン)、ベッキー、的場浩司、岡崎体育、堀内正美、小松政夫らが顔をそろえる。(映画comより拝借)


 大胆過ぎるかも知れない近未来SF仕立ての「麻雀放浪記」、いくら放浪だからといっても、タイムスリップまでありだとはね。

 1984年版の「麻雀放浪記」(監督・和田誠)は、観た覚えがあるが、大方忘れたので、今度のそれと繋げてあれこれ云うのは止めておく。

 世間を騒がしたピエール瀧は、ホンのちょっぴり顔を見せるだけだが、荒唐無稽とも見せかける造りの、この作品の作り手の意図が垣間見える人物設定となっている。

 その線からいえば、この作品の上映自粛はありえなかった。

 っま、ノーカット上映は、いろいろな意味で筋とおしたということだろう、個人的には評価できる。

 いわわずもがなであったかな。

 映画全体の印象は、力技で突破したのだが、ぐっだぐっだになっちゃったという感じかな、よきも悪しきも。

 個人的には嫌いではない。

 ドテ子役のもも、その追っかけドク役の岡崎体育、それに、小松政夫、ベッキー、・・・おもしろかった。


                  ※

 
 雨が降らないせいか、ジャガイモの芽がはかばかしく出てくれない。

 






 




 

by ribondou55 | 2019-04-17 23:07 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)
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『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(監督・前田哲、2018年、日本、120分)を観た。

 愛しき実話!


 ボクが知る障害がある友人は、身の回りにいる人たちにお礼ばかりを口にする。

 ボクは、そこが気にくわなくて、いらいらする。

 礼は要らない。

 しかしながら、それは健常者へのへつらいではない。

 とても芯が強い。

 白杖一本を頼りに「人生」を歩いている。

 たいしたものだ。






 

 
 



by ribondou55 | 2019-01-26 19:17 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

『華氏119』を観た。



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 『華氏119』(監督マイケル・ムーア、2018年、128分)を、高崎シネマテークで観た。


 これにはアメリカの政治的状況が語られているのだが、この作品を観るということはボクラの国の政治状況に直結してくるケーススタディである。

 標的はトランプだが、オバマについてもその残念振りを見逃さないし追求している。

 日本でも与党も野党も当てにならない。

 マイケル・ムーアは徹底していてぶれない。

 面白すぎた。

 

 ついでに、岩波新書の栗原康「アナキズムー一丸となってバラバラに生きろ」、読了の件。

 案外、爺ィ世代こそ読んで愉しい一冊かも知れない。










by ribondou55 | 2018-12-27 23:11 | 古希シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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