人気ブログランキング |

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
カレンダー

カテゴリ:ちょっと、そこまで( 57 )

 西馬音内盆踊りを見た翌日は、横手市増田町の朝市を覗いて、北上し、角館で稲庭うどんの昼飯、さらに、大館へ移動した。

 大館駅近くのホテルにチェックインして、小休憩し、今度は鉄道で、鹿角花輪に向かった。

 花輪の夏祭り、「花輪囃子」もかねてから、一度は雰囲気を味わっておきたいと思っていた。

 この花輪囃子は、ユネスコの「山・鉾、舞台行事」の一つとして無形文化遺産に登録された。

 北関東の夏も、各地に祇園祭があって、屋台や山車の引き回しが行われる。

 ボクにもガキの時分から馴染んだ、屋台にお囃子という祭の形である。

 居住地の近くでは、秩父と川越の祭が、ユネスコ登録されている。

                         ※

 さて、増田の朝市のことだ。

 増田町は、こんなところだ、観光協会のHPによると。

 日本有数の豪雪地帯である秋田県横手市。その南東部に位置する増田は、成瀬川と皆瀬川が合流する地点に立地し、江戸時代以前より人と物資の往来でにぎわった地域です。両沢目で生産された養蚕や葉タバコのほか、様々な物資の流通に伴って増田は県内有数の商業地となっていきました。

現在商店街となっている「中七日町通り」は、明治の中ごろまで「ホタル町」と呼ばれ、内蔵や裏庭など、家の奥にある施設に比べると質素な表構えの町並みであったといわれています。しかし、商業発展のゆえに、明治の中ごろからは細部まで特徴的な正面意匠をもった大型の町屋が立ち並ぶようになり、秋田県内の商業地の中でも大型で特徴的な景観を見せるようになりました。(下・YouTube参照)



 さて、行ってみると、とてもいい。


 町屋の立ち並ぶ景観は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

 それは、さておき。

 朝市のことだ。

 19日は、九のつく日、この日は市が立つとのことであった。


b0018682_15420267.jpg
b0018682_15430957.jpg
b0018682_15435729.jpg

b0018682_15450272.jpg
b0018682_15454756.jpg
b0018682_15462108.jpg
b0018682_15470117.jpg
b0018682_15474810.jpg

店の数は10店ほど、簡素にして素朴。

街角の市というものは、こういうものだと教えられた。


佐竹藩の公認で約360年前(寛永20年)から始まったと言われている朝市は、毎月2.5.9のつく日、7:00~12:00に、開催されます。
        
 かつては、増田城の武士達が日常生活を営むため、物資の調達が行われたものと言われています。

朝市には近郊の農家や商店から50あまりの店が出店し、新鮮な季節の野菜が並びます。(横手市HP)

ということだ。

地域としては、観光客目当てのものにしたいのだろうが、お客さんは地元の方達が多かった。

いまでも、生活に根ざす商いなのだろうと思った。

よいものを見た。

店番の元気なおばあさん?から「ンダ」の用法を伝授された。

ところで、「ンダナ」と「ンダ」の違い、どうだった?










 

by ribondou55 | 2019-08-24 15:49 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

「西馬音内盆踊り」へ。

 8月18日、秋田県羽後町西馬音内盆踊りを見にゆく。

 長年、訪れてみたいと思っていた。

 安いデジカメの手持ち撮影である.

満足な画像は一枚もないが、それはそれで悪くないと自分では思う。

 後々のボクの記憶探しのヒントになればいいのだ。



 
b0018682_22564251.jpg

b0018682_22572557.jpg


b0018682_22583691.jpg

b0018682_22592629.jpg

b0018682_23000497.jpg

b0018682_23005852.jpg

b0018682_23013727.jpg


 郡上踊りや八尾の風の盆の洗練度にたいし、僅かに鄙びたところがあるのだが、そこがとてもいい。

 踊り手さん達の衣装も美しい。

 音頭の歌詞は滑稽、諧謔、風刺、それに艶笑風な趣も、生活感が溢れていた。

 踊り手は、幼い子どもから相当のお年のお方までおいでであった。

 もっとも、編み笠を深く被ったり、目だけをだす黒頭巾で踊る姿に年齢は関係ないのだ。

すばらしいでないか。

  

ホラ西馬音内女ごはどこさえたたて 目に立つはずだんす 手つき見てたんせ足つき見てたんせ 腰つき見てたんせ

ホラ川原田の池には緋鯉に真鯉 じょろじょろ遊んでる たまには木陰にがさごそめかして 浴衣の鯉もいる

ホラ名物踊りは数ある中にも 西馬音内ぁ一番だ 嫁コも踊るし姑も踊る 息子はなお踊る





   

 

 盆踊は、全国各地でそれぞれの特色を伴なって伝承されているが、西馬音内で踊られている盆踊は、とくに洗練された流麗優雅な踊り振りにすぐれた芸態を示し、盆踊の一典型としての価値が高い。
 踊り手のうち、とくに女たちは端縫【はぬい】と呼ばれる端布【はぎれ】を縫い合わせた風雅な着物、あるいは浴衣に白足袋のいでたちで踊り、編み笠または彦三頭巾と呼ばれる黒頭巾をすっぼり冠り、顔を見せないようにしている。彦三頭巾のいでたちは亡者をかたどったという言い伝えを残し、盆に精霊とともに踊るという供養踊の伝承の面影をいまに伝えている。
 盆踊の囃子は、笛・大太鼓・小太鼓・三味線・鼓・鉦などで編成され、特設屋台の上でにぎやかに演奏され、これに合わせて地口と甚句が歌われる。
 宵のうちは秋田音頭と同じ地口で囃される「音頭」から踊りはじめ、夜が更けてくるにつれて、「甚句」の踊となるのが習わしになっている。「甚句」の踊は、また、がんげ踊とも亡者踊とも呼ばれる。
 快活でにぎやかな囃子でありながら、その踊りの振りは実に優雅で美しく、数ある盆踊の中でも傑出したものと評価されている。(国指定文化財等データベースより)














 
 



by ribondou55 | 2019-08-22 23:06 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

松本城、二年ぶりに。

b0018682_10203422.jpg

b0018682_10212404.jpg



飛騨からの帰り、松本で一泊。

松本は、父方に縁がある地であるので、ボクにとっても愛着がある。


b0018682_10312407.jpg

二年振りの松本は、どんどん変化していて、見慣れたままなのは、お城と縄手通り。

外国人観光客が多いのにも、驚いた。

お城の夜景を見に来ていたのは、欧米からの人ばかりのようだった。

この日は、クローズされた店が多くて、夕飯を食べるために、駅近くまで歩くハメになった。

飯屋ではないが、今度来たときには立ち寄りたい。


b0018682_10322139.jpg


松本では、しばしば宿泊したホテルのコンセプトが大分変ったらしく、ちょっと、ボクにはいただけない感じがした。






by ribondou55 | 2019-06-20 10:35 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
 
b0018682_05381252.jpg

飛騨古川の近くに宿を取った。

この町を訪れたのは、初めてでアルハズ。

ところが、急な雷雨に軒を借りながら、この街を歩いていると、すっかり既視感に囚われていた。

この小道には見覚えが、

あの角を曲ると郵便局・・、とか。


b0018682_05440490.jpg


雨宿りの狭い軒下で、シー・ズーを散歩させていた初老の女性は、話しかけても言葉少なで、顔も伏せがちな人だった。


b0018682_05483425.jpg

雨あがりの町を歩く。

b0018682_05493650.jpg
b0018682_05563521.jpg

b0018682_05503516.jpg

この石碑にであった。


b0018682_05524232.jpg

ああ、飛騨古川とは、あの町だったと、はたと胸に落ちた。


b0018682_05553919.jpg

少女の足下には、こうある。

「野麦峠を越える娘たちは十二歳だった」




この頃、ここは初めて来たところと思いつつも、

その風景の中でしばらく過ごすと、

ここは見知った所ではないかと

感じてきて、

やがて、うっすらとしつつも、確信のようなものが、胸中に頭を擡げてくる。

デジャブ、・・・、これも、「老いるショック」?















by ribondou55 | 2019-06-19 06:07 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
 
 飛騨からの帰路、立ち寄る。


b0018682_05115768.jpg


b0018682_05124978.jpg


b0018682_05133576.jpg


b0018682_05142288.jpg


b0018682_05150110.jpg

 
 武蔵丘陵森林公園の年間パスポートで入園できた。

 国営公園全てで、使用できる。



 さて、今朝も5時に目が覚めた。

 こういう現象を、みうらじゅんさんによると、老いるショックというのだと、・・。

 ああ、まったく「老いるショック」。

 













by ribondou55 | 2019-06-18 05:15 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
昨日は終日雨、家に籠もって、気分はさっぱりしない。

うってかわっての今朝の晴天に、「家にくすぶっていてもネエ」と、古女房がおっしゃる。

ネットを当たると、加須市方面に何やら面白そうなイベントが見つかった。

といこうことで、出発。

「浮野の里あやめ祭」、これはしばらく前に一度訪ねたことがアル。

 加須市北篠崎、及び多門寺の両地区にまたがる「浮野の里」は、他の殆どの地域がすでに失っている「武蔵野の面影」を残す美しい農村地域です。度重なる自然 の変動に耐え、その姿を変えることなく行き続けてきた「加須の浮野とその植物」(埼玉県指定天然記念物)や、新田開発の名残を留める田掘りやクヌギ並木道 などといった貴重な自然や歴史的遺産が残されています。

このように、地域の方は伝えている。

「ちいさな水郷巡り」がイベントの目玉である。


b0018682_23022911.jpg


b0018682_23031671.jpg


b0018682_23041381.jpg

乗船時間は10分足らずであるが、水郷巡り的情緒は十分に味わうことができる。

料金は、一人300円、良心的なものだ。

女船頭さんは勿論、100パーゼント地区の人々による手作り的なお祭りであるのが味わいのイベントである。

我ら夫婦の好む「ローカルイベント」であった。

続いて、こんな風景に出会える「あじさいロード」に向かった。


b0018682_23131749.jpg

b0018682_23122100.jpg

b0018682_23173161.jpg

田んぼの中を、一本のあじさいロード。

なかなかの風景でないか。

両脇は、田植えの終えた美しい水田が広がっている。


b0018682_23161591.jpg


のどかだ。


b0018682_23165204.jpg


ローカルイベントの楽しみは、時にチープな感じがあるが、そこが楽しい、味わいである。

意外な発見や教えられることも多い。

洗練を突き抜けた奇抜さが発揮されていることもある。

土地の人々の楽しげな様子もすきだ。

それに食べ物、今日はジャガイモ餅の磯部焼きを。

楽しかった。

浮間の里は、野鳥の影が濃い。

近いうちに鳥見に行きたい。











by ribondou55 | 2019-06-16 23:19 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
b0018682_13482559.jpg
b0018682_13485955.jpg



埼玉県深谷市産葱は、よく知られたブランド農産品である。

その葱をリスペクトしたお祭りが、このお祭りである。

jr深谷駅に面した瀧宮神社で開催されていた。




b0018682_14000694.jpg


名物は泥付葱一本を直火で焼き、その場で食するというワイルドなもの。

葱は一本百円。

パンフレットでは、この焼き葱をスペイン・カタールニヤ地方では、”カルソッツ”とかいい、これにちなんで大々的な祭も催されていると。

そこで、このご当地焼き葱を『深谷カルソッツ』と呼ぶのだそうだ(^▽^)

ともあれ、深谷葱は焼くと、一層甘みを増す、旨さに間違いはない。

食べなくても、よく分かる(^▽^)


会場に近づくとあの懐かしい葱を焼く香りが、赤城颪の空っ風に乗ってやって来た。

ボクにとっては、この匂いは扁桃腺持ちだったガキの時分、直ぐに高熱になった折々、お袋が葱を焼いてガーゼに包み、咽の辺りに巻き付けてくれた、あの匂いだ。

なつかしかった。


で、ここでは、葱バーガーというのを食した。

味はほどほどであったが、作り置きで冷えていたのが頂けなかった。

帰り、中山道沿いの伊勢屋でラーメン食って、温まった。


b0018682_14082946.jpg


ちなみに東京駅似で知られる深谷駅は、この神社のほぼ向かいにある。



b0018682_14102218.jpg







by ribondou55 | 2019-01-27 14:10 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
 旅の二日目は、伊賀上野から室生寺へ向かう予定であった。

 とはいえ宿から目と鼻の先にお城の天守が見える。

 出発を少し遅らせて立ち寄ることとした。

 天主は霧の中に聳えていた。



b0018682_21565733.jpg

b0018682_21581259.jpg

b0018682_21592012.jpg


公園の中にこのような案内板があった。

b0018682_22062432.jpg


b0018682_22001521.jpg
b0018682_22071701.jpg


 その芭蕉先生に敬意を表して、記念館に立ち寄った。

 今はよちよち歩きだが、そのうち一緒にできるだろうと、孫の土産に俳句かるたを買った。


 慌ただしい散歩だったが、いい気分でホテルに戻ったのだった。



 芭蕉の句に、霧を詠み込んでこんな句があって、ボクは好きだ。

霧時雨富士を見ぬ日ぞおもしろき   芭蕉

旅する者の風雅の心を教えられるではないか。










 

by ribondou55 | 2018-12-06 22:13 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)
 櫟野寺のご開帳を拝観して、ボクはその日の宿泊地三重県の伊賀上野へと向かうのだった。

 JR草津線甲賀駅から柘植駅、そこから、関西線に乗り換えて伊賀上野駅まで。

 さらに伊賀鉄道に乗り換えて、上野市駅が今日の目的地である。

 どれも、乗り継ぎにたっぷり時間を要した。

 しかし、青春18切符を愛用してきたローカル線好きのボクにはいつものことである。

 
 とにかくあの甲賀からあの伊賀なのだ。

共に忍者がうようよいそうな土地なのだ。


b0018682_09393694.jpg
路かどに潜む少年忍者
 

忍者ハットリくんのライバルである甲賀少年忍者ケミマキケムゾウの里から、当のハットリくんの故郷伊賀忍者の里への移動なのだ。

 甲賀は滋賀県、伊賀は三重県であるものの、この二カ所の「忍者の里」はたった山一つ越えるだけの近距離にある。

忍者の足なら朝飯前のお茶の子さいさいの移動だったろう。

 
 さて、その昔より甲賀忍者と伊賀忍者の対立抗争は知れ渡っている。 

 その名残であろうか、今でも忍者の里の入り口である鉄道の駅舎には、忍者たちが大いに出没し、よそ者の出入りに目光らせているらしいことを、ボクは目撃した。

 まずは、甲賀駅構内のあちこちに。

b0018682_20392116.jpg

待合室のベンチにも。

b0018682_20395917.jpg

コンコースの天井に。

 
 柘植駅で乗り変えて、伊賀上野駅では向かいのホームに。

b0018682_20430552.jpg



伊賀鉄道へ乗り換えると、上野市駅では、ついに三次元の忍者がボクに疑いの目を向けていたようだった。

b0018682_20494513.jpg


甲賀忍者・伊賀忍者、共に恐るべし。

なんと言っても、このお方でさへ忍者であるという説があるのは、広く知られている。


b0018682_20531277.jpg
上野市駅前広場に立つ芭蕉翁の旅姿。


伊賀上野駅のホームにはこんな句が、是は、案外、一種の警告であろうか。

b0018682_16272228.jpg

名月を愛でてついつい池の回りを巡っていたら、朝を迎えてしまったという。

本当か?

ボクのような常識人では考えられない奇矯な行動である。

徹夜をしても、怪しい奴は監視しているぞということでないか。

大いに怪しい。


















 



by ribondou55 | 2018-12-01 20:55 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

 桐生市川内町の臨済宗宝徳寺を今日配偶者に誘われるままに訪れた。

 「NHK放映の効果は絶大だなァ」とは、地元のお方の言葉。

b0018682_20541940.jpg

それは大盛況で、メジャーの団体バスツワーの方々も詰めかけてお出でだ。

本堂内25畳の床に紅葉が写るということで、それを一目見たいと長蛇の列。

本堂は、平成14年に新築されたそうな。

b0018682_20592945.jpg

さて、並び待つこと20分ほど、金300円の拝観料。

本堂へ。

本堂の大部分を鏡のように磨き立てられた板床が占めている。

参拝者たちはその床の縁をとりまき人によっては寝そべってカメラアングルを決めている。

床に写るは、紅葉の浄土。

b0018682_21022497.jpg
b0018682_21030141.jpg

b0018682_21033930.jpg

ご本尊にお参りすることなど、すっかりお忘れのお方もいらっしゃろうという混雑ぶり。


b0018682_21090410.jpg


ぴかぴかの床に写る紅葉をめでるとは、見ようによっては珍なるもの(個人的な見解です)。

でも、このお寺さんの専売では勿論ない。

著名な所では、京都八瀬の瑠璃光院さん、京都岩倉実相院門跡さん、これらのお寺さんは夏には青紅葉が床に映し出されことでも知られている。

多分、その美しさは偶然の発見により見いだされた、特に意図したものではなさそうにも思える。

多分、宝徳寺の場合もきっとそうだったのでしょう。

多分。


イラスト入りの御朱印の申し込みにも列をなしていた。

境内には、キッチンカーのピザ屋さんなども待っていた。



是も仏縁、南無南無釈迦如来。













by ribondou55 | 2018-11-17 21:26 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)