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夜長にはスヌーピーのお話をして   李凡堂



  伯父が亡くなった。その通夜と告別式に重なって、知人の父上のそれがあり、難渋した。
  共に高齢の死であり、介護に明け暮れた家族にとっては、さぞかしと、思いやった。
  人ごとではないからである。
  
  

  木犀やゆるゆると読経のすすむ      李凡堂

  喪のおんな白萩の庭の端に居り

  こぼれ萩葬列にいて濃き化粧

  人生の準備もなくて女郎花

  鶏頭花かりかりと骨食む音す

  葬儀屋白萩の戸を押し開く

          ・  

  金木犀ストッキングを拾い上げ

  死者すでに遠のきてゆく蘭の秋         
  
 

  

  
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by ribondou55 | 2005-09-24 22:23 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

水面を滑りまわって世を過ごし、その上、空を飛ぶ羽も持っているあめんぼは、老蛙の憧れだ。


by 泡六堂