立ちどまると水音のする方へ道 山頭火
2021年 01月 08日
森林公園1/7
水が吹き上がり、光って、はじけて。
やがて、虹ととなる。
強烈な寒波が襲来してしていて、日本海側は未曾有の豪雪。
雪は溶けて流れるまでは、水とはいえない。
他方、私が住む辺りは、この二ヶ月以上の間の降水量は雀の涙ほどにもならない。
ひとは水道というありがたいインフラがあるが、畠の作物は飢渇している。
昨日、森林公園で、広大な運動広場の花畑一面に散水が行われていた。
ガキの時分、水の三態変化ということを習った。
だが、そんなもんじゃない、千変万化の妙がそこにあった。
冬晴に噴き上げ水の虹足して 上田五千石
※
第二次緊急事態宣言2日目
テレヴィの言説、やかましい。
まず先に、このままならオリンピック中止と告知すれば、少しは人々の意識も変わろうと思うのだが。
by ribondou55
| 2021-01-08 22:50
| この一首その一句
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