はたはた飛ぶ地を離るゝは愉しからむ 橋本多佳子
2020年 09月 13日
「はたはた」というのは、バッタの異名であるそうな。
ボクは、トノサマバッタとショウリョウバッタ位しか分からない。
この出会ったバッタは、トノサマバッタに似ているが、力強そうな後脚が鮮やかな赤と黒の縞になっているあたりが、どうも違う。
つまり、これは「ばった」だ、云うこと以上の知識を持ち合わせない。
トノサマバッタを、ガキの時分は「オウト」と呼んでいて、なかなか捕獲できず、上手く捕まえられると、ちょっと得意な気分になれた。
飛翔力がたいしたものであったが、ボクはあの逞しくタフそうな後脚のジャンプ力に魅了されていた。
橋本多佳子さんの句は、ぽおんと見たままの印象を放ったようだ。
いいね。
勝手気ままに、地面から跳ねあがり、ビューンと飛んで行くその自由さと身軽さは、とかく縛りの多い女性からみると、心がくすぐられたかもしれない。
※
大坂なおみさん、全米オープンテニス、二年ぶり優勝、快挙。
※
本日、白菜種蒔き、ようやく済んだ。
過去の記録を、参照すると。
by ribondou55
| 2020-09-13 23:02
| この一首その一句
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