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青銀杏雷禍をおのが過去として   岡本眸



青銀杏雷禍をおのが過去として   岡本眸_b0018682_16411626.jpg


 ボクの散歩コースの神社のご神木は巨きな銀杏の木である。

 おそらく樹齢も相当なもであろうと推察出来る巨きな木であるが、これにも落雷の痕がみてとれる。

 どこか忘れたが、根方が大きな洞になって、子供一人二人なら身を隠せるぼどの、そんな樹を見たことがある。

 巨樹が雷に撃たれるということは、よくあることだろう。

 だが、幹の大半が、炎上して朽ちてしまっているのに、毅然として生き続ける場合も珍しいことではない。

 この句の公孫樹もそんな一樹であろう。

 雷禍では無く、戦禍であっても、洪水・津波であれ、それを乗り越えて行く樹の力というのは、たいそうなものだ。

 それに、「禍」は忘れて救われるものでなくて、おのが過去として記憶し続けることこそ、次の「禍」への対処へ進むことが出来る。

 そういうことであろう。

 というようなことを書いてみたが、ボクの好みからいうと、この句はほどほどの感じがする。

 俳句は、とにかく短い、その中に盛り込むには、あまり理屈っぽくないほうが好きだ。

 ボクは、俳句の素人だから、勝手にいうのですが、・・・、まことに恐縮。





安倍氏の後釜はもう決まったというのは、動かしがたい。

それに、乗じて主にテレビのワイドショーであるが、

スガ候補へのヨイショぶりには、箍がはずれっぱしになってきた。

総裁選挙にこと寄せて、来る解散総選挙に向けて、マスコミが事前運動に一役買っている。

実のところ、自民一強が続くことを、一番願っているのが、NHK報道と民放各局としか思えない。

勿論、合流新党って、あれもあれでしかないのだが。








 








by ribondou55 | 2020-09-11 17:19 | この一首その一句 | Trackback

小沢変哲師匠曰く「句あれば楽あり」。そのお言葉にあやかって、古今の一句の軒下をお借りして、自分にも「今日」という日があったということを、ちょっことここに残して置きます。誤字脱字タイピングミス、それに何より偏狭頑迷な性癖、通りがかりにお目に触れた際は、笑ってご放念くださいますよう。(おことわり)後で、大体、更新内容に修正が入ります。


by 泡六
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