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蝉鳴けり生死の間の一輪車   泡六堂

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90になろうという婆さんが、65にもなる出戻り娘に馬鹿にされ、瘦けにされ、邪険に扱われていると、

拙妻がしきりに気にしている。


ボクは、それは長ーく続くその親子の「ゲーム」。

泣いたりわめいたりして、おばあさんは生きられる。

還暦過ぎの老いた娘は、地元の中学同級生老いたヤンキー達の間では、いまでもお嬢だと聞く。

どうやら高尚な趣味を掛け持ちで、日々セレブなランチとか。

でも、婆さんには、来る日も来る日も朝は単品納豆飯、昼食はスーパー安売りの菓子パン一つ、夕飯は一汁一菜とか、いうまでなく汁はインスタントだと。

勿論、食事は同居以来、一緒に食べたことがない。

ご多分にもれずここでも、お嬢の生活費も遊び金も、全部、おばあさんの懐から出ているのだ。

「還暦過ぎの老」が「米寿過ぎの老」のすねをかじっている。

ああ、ばかばかしい。

ほっとけばいい。

いうなれば、多分「共依存」って奴だ。

たまに、茄子と胡瓜のぬか漬けでも届けながら、婆さんを見舞ってやれば、十分だと。

ボクはそう言うのだが、

彼女は、気持ちが落ち着かないようだ。







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by ribondou55 | 2019-08-07 06:24 | のらり句らり | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂