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山かげの桃の林に星落ちてくはし少女は生れけむかも  長塚節


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昨日の小川町(埼玉県比企郡)の七夕まつり。

細川和紙の町。

所用のついでにちょっと覗いた。

待ち遠しかった夏晴れとなったが、湿度が高く不快。

そう広くない七夕飾りの街並みを小一時間歩くと、

喉がからからに。

喫茶店を探してうろうろしたのだが、見当たらない。

参った。

公会堂の広場のベンチで、ポカリスエットを飲んで一息ついて、帰途につく。




節の歌をタイトルにしたのは、悪フザケでアル。

「くはし少女」とは、麗しい乙女ということ。

「桃」は福島から桃売りが露店を出していて、目にとまったので、その連想か。




一茶の「七番日記」に、

ふんどしに笛つゝさして星迎

という句がある。

「星迎」というのは、陰暦七月七日、七夕の当日のこと。

その日の祭のスナップのような句。

小川の七夕にも屋台が出ていた。

こちらは、ふんどしの若い衆ではなく、いかにも活きの良さそうな女性が威勢よく笛を吹いていた。


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男達の太鼓や鉦を圧倒する熱を感じた。

「時代」は明らかに女性をリスペクトしている。

節の歌は、「くはし少女」であるが、

桃から生まれるのは桃太郎である。

しかし、今や、鬼を退治するのは、「くはし少女」なのだろう。








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by ribondou55 | 2019-07-29 18:15 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

水面を滑りまわって世を過ごし、その上、空を飛ぶ羽も持っているあめんぼは、老蛙の憧れだ。


by 泡六堂