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荒川大麻生公園野鳥の森から「イーハトーブ」を思う

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 荒川大麻生公園へ散歩に行った。

 自宅から自転車に乗って、途中ミニストップで手作りおにぎり2個買って、のんびり行った。

 安物の双眼鏡とcanonのminiXという不人気で終わった?らしいビデオカメラをポケットに突っ込んで行った。

 ボクは、miniXをスケッチ帖のように使っている。

 とにかく広角側は、ゆがむのだが、広々取れるし、写真機としても、ピント合わせ無しでさくさく撮れる。

 優れものだとおもうのだが、とっくに生産中止となった。


 さて、この荒川の河原にちょっとうっそうとした森と視界のよい冬枯れの野っ原が繋がってある。

 気分よい。

 その名の通り、野鳥がたくさんやってくるようで、探鳥会も定期的に開かれているらしい。

 今日も今日とて、(実際は昨日なのだが)、バズーカ砲のごとき長大な望遠レンズを構えるご一統さまが、小さな池の畔に沢山おいでであった。

 
 ボクはただぶらぶら歩いた。


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 なぜか、「イーハトーブ」と頭に浮かんだ。

 言わずと知れた宮沢賢治さまの「イーハトーブ」。

 有名な「注文の多い料理店」の新刊案内にあった言葉を思い出そうとしたが、ボクの脳みそはどろんと淀んだ沼同然で、メタンガスのようなものしか浮かんでこない。

 で、妙に確信的に、この森と原っぱだって、「イーハトーブ」だと。

 ちょっと立ち止まって考えた、・・・・そう思ってもイイかも知れない。


 森の外れのベンチに腰掛け、おにぎりをほおばりつつ、耄碌爺さんは、今在るところがイーハトーブであって何処がいけない、百人の読者のそれぞれに固有のイーハトーブが開かれているのだと、それでイイのだと、バカボンのパパのように決定した。


 そこで、いま青空文庫からその一文を拾っておく。

 賢サを愛する熱烈なファンには失礼だが、ドリームランドは世界の至る所に偏在して、「岩手県」が独占するものでもあるまいと、ぼんやり思うのであった。

 イーハトヴは一つの地名である。しいて、その地点をもとむるならば、それは、大小クラウスたちのたがやしていた、野原のはらや、少女アリスがたどったかがみの国と同じ世界せかいの中、テパーンタール砂漠さばくのはるかな北東、イヴン王国の遠い東と考えられる。
じつにこれは著者の心象中に、このような状景じょうけいをもって実在じつざいしたドリームランドとしての日本岩手県である
そこでは、あらゆることが可能かのうである。人は一瞬いっしゅんにして氷雲ひょううんの上に飛躍ひやく大循環だいじゅんかんの風をしたがえて北にたびすることもあれば、赤い花杯はなさかずきの下を行くありかたることもできる。
つみや、かなしみでさえそこではきよくきれいにかがやいている。
ふかママの森や、風やかげ肉之ママ草や、不思議ふしぎ都会とかい、ベーリング市までつづ電柱でんちゅうれつ、それはまことにあやしくも楽しい国土である。






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by ribondou55 | 2019-01-31 23:17 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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