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人は七十 原発六十 京都府K氏 (朝日川柳11/09朝刊)を目にして



 誰の都合というより、誰の利益のために、こういう施策が行われようとしているのか、ぼんくら老人のボクにはよく分からない。

 ただ、ボクの実感で言えることは、御免被りたいということだ。

 
 40年寿命ルールであったはずの原発が、六十に延びたのには、開いた口がふさがらない。

 
 さて、働き方改革と年金支給年齢引き上げをセットにして、70歳という年齢を政権は強く打つ出してきた。

 70歳と云えば古希。

 ちょうどボクは、次の誕生日で、満年齢での古希を迎える。

 で、七十の声を聞いてのこの頃、ぼんくらは一層痴呆っぽくなり、腰の痛みはますます辛くなった。

 気力体力の衰退は、ごまかしようもない。

 髪は真っ白になり、頭皮もすけすけだ。

 幼い孫を抱き上げるにも瞬時躊躇し、古女房には口答えするのもはばかられる。

 猫の額ほどの畑で、昨日は百本ほどのタマネギの苗を植え付けたのが、今日は立ち上がるたびに腰を伸ばすのが酷い。

 ボクはもう既にリタイアして5年以上経過した。

 この5年の間、仕事に就いていたとして、責務をまっとうできただろうかと自問するのも、愚かである。

 70歳まで働くというのは、人によっては50年以上働くと言うことだ。

 勿論、自営業や農業・漁業・林業といった仕事に携わる方々にとっては、珍しいことではないだろう。

 そうであっても、半世紀以上働きづめであれば、人は傷む。

 で、70歳でリタイヤしたとして、その「傷み」は、生きている間に回復できるのか。

 厚生労働省の統計(2016年)によれば、

   男性平均寿命80.98 健康寿命72.14  差8.84
   女性平均寿命87.14 健康寿命74.79  差12.35

 この統計で云えば、就労できるすべての男性が70歳まで働くとしたら、ぴんぴん元気に余生を過ごせるのは3年足らずと言うことになる。

 あこがれの悠々自適晴耕雨読生活も足腰が不自由になったら、苦役になる。


 とはいえ、働ける間は出来るだけ働きたいとおっしゃる方々の方が、この頃は多数派のようにも推察される。

 生涯現役を目指すのも立派なことだ。

 その思い動機はざまざまあろう。

 だが、もしも生きるため食うためだけに「傷み」に「傷み」を重ねざるを得ないのだとしたら、それは国の責任で対処するべきである。


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by ribondou55 | 2018-11-09 16:27 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


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