映画『日々是好日』//茶道入門的な。

 『日々是好日』(監督・大森立嗣、2018年、100分)を羽生イオンシネマで観た。


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多くのひとに好意的に受け入れられるだろう。

端正で静かな映像も美しかった。

いうなれば、茶道入門風な味わい。

樹木希林が演じるような師匠がいたらひょっとしたら「わたし」もというようなキモチにさせられるかも。


どうしても、樹木希林の遺作といえるかもしれない作品だから、武田先生の表情や言葉から、「樹木希林」に迫っている死の兆しを読み取ろうとしている観手のボクがいた。

「駄目だね、棺桶に縁に指をかけているのは、己も同様じゃないか」と、映画館の暗がりで思った。


ボクは茶道のことは何も知らない。

だが、茶を一口すするためだけに、あれほどおおがかりな仕掛けが必要なのか?思うのだ。

その仕掛けとは、主に観念の世界にある。

いかさまでは?

なんても思う。

大体なんとか「道」と道のつくものにたてつきたくなる、いい年こいてだ。


で、かくのごとき不心得者にも、気分のよい茶道入門編であった。

















 

by ribondou55 | 2018-10-25 22:38 | 古希シネマ | Comments(0)