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「没後40年 熊谷守一 生きるよろこび」を観に。

 お茶の水で下車し、九段下まで歩いた。

 久しぶり。

 道すがらの本屋に道草した。

 九段下から竹橋まで一駅。

 東西線の竹橋出口のパレスサイドビルの飲食街で遅い昼飯。


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 展覧会は、だいたい期待通りのようでもあったが、この画家のことを小生は知っていたようで、そうではなかった。

 お馴染みの赤の輪郭線が印象的な愛すべき作品がたくさん観られた。

 が、そうした作風に至るまでの、この画家の心の内は、陰影に富んだものであったようだと、思った。

それも、とてもとても苦いやつだ。

中でも、次の三つの主題

 
「轢死」にまつわるもの

 「陽の死んだ日」にまつわるもの

 病床にあった萬を描いたスケッチ


これらは、「画家」の「仕事」のように見えない、もっと別な何かによって描こうとした、と。



下世話の話めくが、文化勲章も勲三等も辞退した人だ。


「ヤキバノカエリ」という作品は、小生の身の上の覚えに通じて、心打たれた。


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あのとき、小さな骨壺を抱いていたのは、小生であった。

あんな「時」をこんな風に描いているのだ。












 

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by ribondou55 | 2018-01-11 15:03 | よしなしごとあれこれ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂