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茶の間で、塚本晋也の「野火」を観た。

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Huluで「野火」(監督・塚本晋也、2014年)を観た。

茶の間に寝転んで観た。

途中で、ペリカン便が届いた、おしっこにも立った。

映画館で観たときは、はじめからなぜか緊張していた。

塚本晋也の「野火」だぞ!


エライ違いだ。



こうして寝転んでいるボクは、70年間戦争がなかったことの恩恵にあずかってきた。

ボクのオヤジは軍馬の尻の世話をする最下級の「兵士」であった。

でも、胸を徹底的に病んで、大陸からやっとの思いというか、幸運にも帰ってきた。

まだ、その頃は傷病兵は、うまい巡り合わせがあれば、それなりに扱われ帰還できる戦局であったらしいから、

田村一等兵ほどに過酷ではなかったのかもしれない。

だが、それはただの偶然で、

馬より軽い命であったオヤジは、大陸の路傍に倒れていたかもしれない。

そういう、諸々の歴史の上に出現した平穏な生活を70年過ごせたのだ。


で、驚いたのは、寝転んでいる畳の上にまで「野火」がひたひたと押し寄せてくるようなそんな気分になった。

この映画、時々観ることにしよう。











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by ribondou55 | 2017-05-14 21:07 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


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