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春の野にすみれ摘みにと来こし我ぞ野をなつかしみ一夜寝にける 

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(森林公園・4/20)



 この万葉の歌人山部赤人が詠う「すみれ」は、このツボスミレだという説がある。

初心者のぼくの目で自信はないが、多分画像の菫は、それだろう。

ツボスミレは、「如意菫」と呼ばれることもある。

如意というのは仏教の法具であるが、元来は「孫の手」のようなもので、手の届かない背中のかゆいところを搔いたりする道具であるそうだ。

この菫に「如意」と名付けたのは、すらっと伸びた茎の先が曲げたように丸くなり、そこに花を付けている姿からの連想だろうと、容易に想像できる。


ボクは、赤人がこの菫に心ひかれた、その気分に共感できる感じがする。

この菫の容姿には、気をつけなくてイケナイ。

こんな感じの女性に、簡単に男はだまされやすい。

もちろん、赤人は「野を懐かしみ」と詠っているのだから、恋の歌でないのだが、でも、ほのかに艶っぽさが漂う。

これが、危険なのだ。

この菫の清楚さ、可憐さ、おじさんの目には毒だろう。

それに加えて「如意」という言葉には、思いのままになるという意さえあるではないか。

これは、危ない、赤人さんも、多分・・・。











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by ribondou55 | 2017-05-01 16:07 | 咲いた咲いた何の花 | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


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