楽しさは湯豆腐に浮く豆腐くづ  川上弘美


 句集「機嫌のいい犬」より。


 本当は、「豆腐くづ」というものが、よくイメージできない。

 湯豆腐は、たまに食べる。

 自分でも用意する。

 お手軽だし、いつ食べても嫌みがない。



 しばし思うに「くづ」といえばそれらしきモノが、浮かんでいたような気がする。

 アクとはちょと違いそうだが、そん風なやつだ。

 その「くづ」が、「楽しさは」なのだ、まあ、そういう感じはわからなくもない、・・・、そうだから目についたのだ。


 湯豆腐は、鍋料理だから、二人以上で喰うこともある。

 基本的に簡素な食物だから、食卓も、或いは酒宴であっても、落ちついた雰囲気であってほしい。

 とはいえ、男女二人暮らしであったら、案外、湿り気が漂うかも知れない。

 湯気もひいてややさめてしまった鍋に、豆腐くづが浮いている。

 意地悪な目つき。

 おんなの。


 
 ブロッコリーが、うまい。

 今日採ってきたものは喰ってしまったので、古い写真で代用する。


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by ribondou55 | 2017-02-20 23:18 | この一首その一句 | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。


by 泡六堂
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