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秋山を我が越え來ればたまぼこの道も照るまで紅葉しにけり 良寛

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 良寛さんは、紅葉を多く詠っている。

 
 昨日、鑁阿寺を訪れたついでに、足利織姫神社の裏手のもみじ谷を尋ねた。

 時は、まさしく紅葉の盛り。

 
 次いで、噂に聞いている浄因寺の紅葉はいかがと確かめるような気分で、足を伸ばしてみた。

 もみじ谷から車で30分足らずで着いたものの、そこは深山幽谷の趣。

 行道山浄因寺、古く行基上人が開山したと、伝えられているという。

 二度の大火に遭い、かつての僧堂は今や礎石だけが残っているのだが、宗派を問わず多くの行者がこの地で修行に明け暮れたという。

 足利市のHPによるとこうある。

  『関東の高野山』といわれ、山腹にある浄因寺は和銅6年(713年)、行基上人(ぎょうきしょうにん)の開創と伝えられます。

 参道から山頂にかけ3万3千体といわれる大小の石仏や、右手を枕に西向きに寝ている寝釈迦(ねじゃか)があります。

 また、巨石の上には眺望絶景の建物『清心亭』(せいしんてい)があります。そこへ渡るために巨石から巨石に架けられた空中橋『天高橋』(てんこうきょう/あまのたか  はし)は葛飾北斎が『足利行道山雲のかけ橋』として描きました。


 肝心の紅葉は、四五日、いや一週間ほど早かったようで、勇み足であったが、足利の市街からほんの30分ほどのところに、断崖絶壁に囲まれた南画的な風景があったとは驚きであった。



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  良寛さんがかつて庵を結んだ国上山(くがみやま)国上寺(こくじょうじ)の五合庵もさみしいところであった。


     國上    良寛

    あしびきの 國上の山
    山かげの 乙女の宮に
    宮づかひ 朝な夕な
    岩とこの 苔むす道を
    ふみならし い行きかへらひ
    ます鏡 仰ぎて見れば
    み林は 神さび立てり
    落ち瀧津 水音さやけし
    そこをしも あやにともしみ
    五月には 山ほととぎす
    をちかへり 來鳴きとよもし
    長月の 時雨の時は
    もみじばを ひきて手折りて
    あらたまの あまた月日を
    ここにすごしつ


    露霜の秋の紅葉と時鳥いつの世にかわれわれ忘れやめ







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by ribondou55 | 2016-11-18 21:05 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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