人のお尻はなぜに赤くならないのだろうか?

 久しぶりに上野動物園を覗いたので、今回は、猿のお尻を眺めながら思ったことを少々。

 猿山の彩は、猿のお尻の赤さである。

 
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 お馴染みの猿の毛づくろい、ニホンザルの毛づくろい行動はシラミの卵を取る行動だそうな。

 で、ぼんやりみていると、えらそーにごろりと寝寝転んで虱の卵をとってもらっている猿のお尻が目についた。

 赤いお尻に瘤かおできか、なんだかわからないが、黒い塊、ひび割れていたりするのが、気になってきた。

 
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 こんな感じ。

 若そうな猿の尻をみると、つるんとしたきれいなものが多く、あっても、小さなかたまりが見える程度。

 ちょっと汚らしいそれは、それなりの年齢以上のもののようだ。

 それは、たぶん座りダコが黒く変色したモノだろう。

 大体、全身に毛が生えているのに、顔をのぞくと、お尻だけ無毛状態。

 皮が露出している、それでは、さぞや岩山住まいでは座り込んだ際尻が痛かろう、岩肌は冬は冷たく、夏は熱かろう。

 そうであれば、人のタコの場合は皮膚が角質化したのだそうだが、皮も皮膚だと思えば、堅牢そうなコブ的な大きなタコがいくつもあって不思議はないと、感じ入った。

 幸い人は、猿よりもお尻にたっぷり肉がついている、きっとこれがクッションとなって、あんな風なひび割れた尻にならないで済むのだろう。

 尻というのは、面白いモノだ。

 牝猿のお尻は発情期になると毛細血管が膨れあがって(お尻全体が腫れあがるため)いっそう赤くなると聞いたことがある、牡猿を興 奮させるためだそうだ。

 一方の牡は牡で、繁殖期になると、おしりがますます赤くなり、めすを引きつける、とくにボスザルのおしりや顔は、ほかのサルよりも赤くなくてはいけないのだと。

 そういうことか。

 やはり、赤色というのはこしゃくな色なのだ、人でも猿でも、心の奧の欲動を刺激してくるらしい。

 人は年がら年中繁殖期であるから、もしも、お猿並に赤いお尻をしてたとしても、色あいに変化を持たせて、欲望の高まりを異性に知らしめる事ができない。

 効果が期待できない機能は退化するほかないので、色白のつるんとしたお尻が、美しく見えるようになったのだろう、とか、妄想した。

 だが、人間でも排卵期の女性の顔の赤みは、その時期にピークとなり、その赤みに惹かれて世の男性どもは、欲望に駆られるのだという研究もあるそうだ、詳しくは「排卵期。猿はお尻、魚は腹が赤に。人間の女性はどこが赤く?」(https://www.circl.jp/3230参照)へ。



 
by ribondou55 | 2016-04-24 18:12 | よしなしごとあれこれ | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。


by 泡六堂
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