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花びらに舌打ちしたる蛙かな  一茶

 むしろ、この句。

 花の月のとちんぷんかんの浮き世哉  一茶

 あるいは、こちらの覚醒の方が、痛切か。

 さく花の中にうごめく衆生哉  一茶

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 かく言うボクも,この季節になると花よ花よと、浮かれている。


 浮かれてはいるが、このソメイヨシノの並木を見ていると、ゾッとしないでもない。

 よく知られているように、ソメイヨシノは「日本原産種のエドヒガン系の桜とオオシマザクラの交配で生まれた日本産の園芸品種である。ソメイヨシノはほぼ全てクローンである(ウィキより拝借)」

 開花時期は、その土地の気象によるが、咲けば同じ樹形、咲く花の色も、どれもこれも一様、何と云ってもクローンなのだ。

 だから、個体変異が多いという山桜などのほうがおもしろい。

 ところどころ萌えだした綠が混じる山陰に、一本だけすくっと光を放つがごとくに立ち上がる姿は、心を打つ。

桜も人も、群れるのは嫌いだ。


 浮かれて、春を過ごすのも、もうこの年になると貴重かもしれないのだが、・・・。

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by ribondou55 | 2016-04-04 22:59 | この一首その一句 | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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