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蕗の薹(とう)は、初恋の味・・・・・?

 隣家の日陰になりやすい畑の隅に蕗を植えて,数年経つが、昨年からこの季節になると、春を待つわびていた?蕗の薹が一斉にが生えてくる。

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 昨年は、そのうちに食べてやろうとグズグズしている内に、花が咲いてしまって、喰いそびれてしまった。

 今年は、一週間ほど前に,天ぷらにして食べてみた。

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 蕗の薹の天ぷらは、これまでにも、この季節になると食べる機会が無いことはなかった。

 つきあいの酒で立ち寄った居酒屋なんぞであっても、気の利いた店では喰わせてくれた。

 突き出しに、めずらしく蕗の薹味噌なんぞあると、・・・そこはそれで、「いやー、いかにも春になりました・・・・・」なんて、口先ばかりの粋を気取ってみたりしていた、・・・、本当にいまさらになって、酷く恥ずかしい。

 しかし、こうして穀潰しの暇人の畑には、パック詰めにして八百屋に卸したいほどぞろぞろ出てくと、実を言うとありがたみなどみじんも感じられない。

 勿論蕗を植えたのは、その茎を喰うためであって、花の蕾を食べたいと思っていたわけでは無い。

 そういう意味では、これは副産物のようなものだ。


 で、天ぷらにして食べたのだが、十ほどの蕗の薹を揚げてみた。

 で、大半以上食べ残した。

 天ぷらは、きちんと揚がっていて、料理に問題があったわけではない。

 ようは、その味・・・、風味という奴だ。

 たくさん食べられるものでない。

 たとえば、独活やコゴミやたらの芽なんぞなら、箸も進むのだが、我が菜園の蕗の薹の香りと味はとても濃かった。

 どなたか忘れたが、蕗の薹を、初恋の味になぞらえていた方があったが、気が知れない。

 よっぽどの初恋であったのだろう。

 と、憎まれ口を云うボクは、やっぱり風雅と無縁な野暮天か。

 まあ、今年もはるがきたぜー、と,一口。

 これで、十分だと思った。

 とはいえ、これ、ご近所の皆さんに差し上げると、大抵はよろんでいただける、どなたも本当に旬の美味しさを楽しまれているのだなーと、尊敬しないではいられない。

 ボクは、形は似ているが、こっちの方は好きだが、未だ天ぷらでは食べていない。

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by ribondou55 | 2016-03-07 16:58 | 舌の幸い | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


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