人気ブログランキング |

『TOKYO TRIBE』

  『TOKYO TRIBE』(監督・園子温、2014年)をレンタルDVDで観た。

  あの、ラップ・ミュージックというのか、ヒップホップ・ミュージックというのか、分からないが、和製ラップの、あの手の饒舌なだけで、ほとんど無内容な腰砕けの歌詞は、うざくて、聴くに堪えないと、常日頃、感じてきた。

 ついでにいうと、あのファッション、平たく云えば、風体も虫が好かない。

 この映画は、そのくそばかばかしい、日本語ラップのミュージカルである。

 そう、ミュージカル、これも、いかがなものか。

 それでも観ておこうと思ったのは、監督が園子温であるからだ。

 見始めて10分、よっぽど、観るのをやめようと思ったのだが、それでも、この監督なら何とかするだろうとガマンしているうちに,キャストのひとりひとりがイヤに粒だって、見えてきた。

 
b0018682_23181530.jpg


 このポスターに顔を見せている役者たちが、っまあ、それぞれ勝手にはじけているではないか。

 もう、はちゃめちゃに混沌となりはてて空中分解するかと見えて、これが、なにかにコントロールされている。

 スートーリーは、馬鹿馬鹿しく単純だが、細部にはどうやら素っ頓狂な「神」が宿っている風。

 第一、「美術」が極上だ。

 いいねー。

 見終えてみると、ミュージュカルで成功、これをシリアスにやったら、重苦しくてたまらなくなったかもしれない。

 そうは云っても、ヒップホップが聴くに堪える音楽だとは、やっぱり思えなかった。
トラックバックURL : https://ribondou.exblog.jp/tb/25389427
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by ribondou55 | 2016-02-24 23:27 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
カレンダー