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映画『ねじ式』

 『ねじ式』(監督・石井輝男、1998年)を、Huluで、観た。

 原作が、つげ義春の『ねじ式』であるのだから、ただならぬ作品になるのはいうまでもないが、監督がなんといっても、石井輝男だから、ことは更に、・・・。

 
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 売れない貸本漫画家の青年、ツベ(浅野忠信)が貧困と虚無感から逃れるように、あてもない放浪の旅に出る様子を描く。主人公のツベの足取りを追う放浪記的な形式を取っており、『ねじ式』や『もっきり屋の少女』『やなぎ屋主人』など複数の作品を映像化したオムニバス作品である。
基本的に原作に忠実な作りになっており、『ねじ式』の街の看板や『もっきり屋の少女』の居酒屋内の貼り紙など、細部も丁寧に再現されている。
『やなぎ屋主人』の作中で言及される映画『網走番外地』の監督、石井輝男が自ら『やなぎ屋主人』を制作するという点でも話題になった。 ウィキより拝借

 それと、「松岡正剛の千夜千冊」は、水木しげるのこんな証言を紹介している。

  水木しげるによると、「つげさんはスケベで怠け者でしたね。でも品物はいいんです」である。スケベはきっと正直なせいで、怠け者はかなりズルイせいである。つげの持っている品物はどの“品物”のことかと思うが、これはむろんマンガ作品のことで、水木は『李さん一家』なんかがとくによかったと言う。
 つげ義春が調布の水木プロにいたころのことだった。それ以前、つげは白土三平のところにもいたが、1~2週間でギブアップした。厳しすぎたらしい。そこで水木プロに行った。その1967年のころ、水木の家から近いラーメン屋の2階の4畳半に下宿していたつげは、暖かい日は窓の下の小屋根に布団を干して、そこで荘子の昼寝をしていた。そんなことが何度もあった。
 このとき変な夢を見た。それが『ねじ式』である。


 そうです「夢」。

 この「夢」は、読者それぞれに対して、じつに多面的で、複雑な感慨を呼びさますイメージをふんだんに提供してくるので、その昔、ボクもイチコロでやられた。

 漫画に比べて、映画の方は「夢」を表現することが、ずっとムズカシイだろう。

 漫画の一コマ一コマは、時間的に途切れ、その一コマは、静止している。

 コマとコマの間に、いわば行間があって、そこは、・・・、ごまかしも効く。

 もちろん、映画にだって、カット割りがあるが、漫画ほどの「アソビ」はないように思うからだ。

 今度観て、清川虹子、とてもよかった。



 暖かくなってきたので、畑にでよう。






 



 本日2月17日午前11時半ごろ、畑の柿の木にやってきた。

 ショウビタキ

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 (尾道市教育情報委員会 デジタル図鑑から拝借)

 全長15cm。オスは頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色。メスは体が灰色味のある茶色。翼に白斑があります。
日本では冬鳥で、積雪のない地方で越冬し、平地から低山の農耕地、住宅地、公園、河原などに生息します。ただし、北海道では1例ですが繁殖したことがあるほか、本州中部の高原地帯では繁殖するものも出てきています。名前のジョウは「尉」で銀髪のこと。ヒタキは「火焚」で、火打石をたたく音に似た音を出すことからジョウビタキなのです。翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて、モンツキドリという地方があり、ときどきぴょこんとおじぎをして尾をふるわせる、かわいい冬鳥です。
その動作から、こんな話が―
昔、スズメとモンツキドリは姉妹でした。母親が重い病気になったとき、スズメはお歯グロを塗っていましたが、すぐやめて駆けつけたので死に目に会うことができました。ところがモンツキドリは、化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけたので、死に目に間に合いませんでした。怒った父親はモンツキドリに「もう、こんりんざいタベモノをやらない」と言いました。だから今でもモンツキドリ―ジョウビタキは、おじぎをしているのです。いっぽうスズメの口もとが黒いのは、途中で塗るのをやめたお歯グロのあとだというのですが・・・西瀬戸内地方にある民話です。(サントリー・日本の鳥百科より拝借)
     

                         
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by ribondou55 | 2016-02-17 09:35 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

水面を滑りまわって世を過ごし、その上、空を飛ぶ羽も持っているあめんぼは、老蛙の憧れだ。


by 泡六堂