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『イニシエーション・ラブ』、結構楽しめた。

 『イニシエーション・ラブ』(監督・堤幸彦、2015年)を、レンタルDVDで観た。

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 これは、この監督さんの先だって観た『天空の蜂』の前作である。

 この作品も、いい感じに職人っぽい監督さんだなァと、思った。

 松田翔太と前田敦子の共演で、乾くるみの人気小説を映画化。原作は、最後の2行に仕掛けられたどんでん返しが評判を呼び、発表から10年以上を経て130万部を超えるベストセラーになった話題作。映画は、1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる「Side-B」という2つの物語が並行しながら、原作とは異なるエンディングを迎える。監督は「SPEC」「TRICK」シリーズの堤幸彦。 映画comより拝借

 原作が、たいそう人気らしい、そこで既読か未読かによって、この映画の印象が大分ちがうようなことがあるらしい。

 まあ、トリックが仕掛けれていて、どのくらい観客をラストまでだまし続けられるかがこの映画の肝で、最期の種明かしはびっくりポンというほどではない。

 だましのテクニックがなかなかのものだ。

 これまでボクらが何度も何度もテレビドラマなんぞで観てきた陳腐な恋の未熟者たちの物語を、これでもかこれでもかと展開し、聞き慣れた懐かしい歌謡曲もつぎつぎとと繰り出し、80年代のファッションに車、・・・・、つまり、観るものはみんな納得、予想したとおりの展開、何とも安心して観ていられる、だまされているなんてみじんも思わさせられない。

 でも、少し感じやすい観客なら、ダイエット以前の鈴木とダイエット以後の鈴木の間で、人格が激変していることに違和感を持つはずだが、物語は進行する、いったん流れの中に入ってしまうともう見えていても見えなくなることがある。

 おそらくオレオレ詐欺の手口もこんなものかも知れないと思った。

 それにしても、そのトリックの主役は、成岡 繭子(前田敦子)。

 慧眼のお姉さん方は一目で、こいつ嫌なブリブリ腹黒女と見抜くだろうが、ボクはそう思わないことにして、観ていた。

 歯科衛生士、短髪、20歳、合コンで知り合った鈴木と付き合うようになるのだが、このどこにどこにでもいそうな一見純情風な女の子の「たくらみ」のしたたかさは、たいしたものだが、これとて特段に個性的とも思えず、つまりありふれた女の子の人生を楽しむ一般的な処世術なのかも知れない。

 到底、アホな青少年男子の太刀打ちできるところではない。

 で、このくせ者繭子に、どこまでも普通っぽい前田敦子はぴったり来る、へーと思った、AKBというのは、バラしてひとりひとりにすると、いろんな人がいるのだと、この頃のはやりに疎い,老人はおもった。

 朝 トースト バナナミルク 紅茶 林檎
 昼 ネギたっぷりお好み焼き 味噌仕立ての雑煮
 夜 おこわ系のデパ地下弁当 ニボウトウ(上州のソウルフード。鶏肉・季節の野菜たっぷり・外見はきしめん風であるが、もっとモチッとしたうどんを醤油味で煮込んだもの。今日のように寒い日には最適の暖まり料理。) 野沢菜漬け ヨーグルト(便秘対策)





 





 

  
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by ribondou55 | 2016-01-23 21:56 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂