ひとりぼっちでいること⑬・・『雨ニモマケズ 風ニモマケズ』、賢さの孤独

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩


 この詩を思いおこすたびに、宮沢賢治という人の「孤独」を感じる。

 ひとりぼっちの人である。

 賢治さんは「サウイフモノ」になろうとした人であるから、しかたがないのだが。

 「デクノボウ」は、ひとりぼっちである。

 
        不軽菩薩

     あらめの衣身にまとひ
     城より城をへめぐりつ
     上慢四衆の人ごとに
     菩薩は礼をなしたまふ

     (われは不軽ぞかれは慢
     こは無明なりしかもあれ
     いましも展く法性と
     菩薩は礼をなし給ふ)

     われ汝等を尊敬す
     敢て軽賤なさざるは
     汝等作仏せん故と
     菩薩は礼をなし給ふ

     (こゝにわれなくかれもなし
     たゞ一乗の法界ぞ
     法界をこそ拝すれと
     菩薩は礼をなし給ふ)


南無常不軽菩薩。

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by ribondou55 | 2015-10-18 23:05 | よしなしごとあれこれ | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。


by 泡六堂
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