ご近所巡礼1番 久保島大神社 曼珠沙華は縁結び

 いつからのことか、道々出会うお宮やお寺にふらっとお参りすることが、ナンの抵抗もなくできるようになってきた。

 それは、お釈迦様の教えを少しばかり読ませてもらうなかで、宗教的な何事かに、少なからず謙虚になってきたからだと思う。

 巡礼と云えば、四国・西国・板東・秩父という具合に、メジャーな霊地巡りをすぐに思い浮かべるが、そういうのはおいそれとは実行できない。

 時間的にも空間的にも長すぎる、遠すぎる、そして、お金もかかる。

 そういのは、クラブツーズムなんぞに任せておけばいい。

 もっとも、板東の一部や秩父なんかは、まあ、ご近所、このカテゴリーに顔を見せることもあるかも知れない。

 釈徹宗さんだったかな?身近なお寺さん巡りも、精神のリフレッシュに効き目あり、とか、そんなことを書いておられた方があった。

 ボクも、そういわれると心当たりがある。

 徒歩、チャリ、軽で、ふらっと会いに行ける神様・仏様・またはちょとスピリチアルな物や事について、記録していこう。

 
 まずは、1番 久保島大神社(旧村社 武蔵国 播羅郡鎮座・埼玉県熊谷市久保島)

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 なんとまあ、華やかな。

 曼珠沙華はいま盛りだ。
 
 ご当地久保島は、「曼珠沙華の里」として売り出し中ののどかな田園地帯である。

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  主祭神 大山祇神 伊弉諾命 伊弉册命
 
  お祀りしている神様方が、オホヤマツミ・イザナギ・イザナミの神々なら、縁結びをウリにしても、あれこれ云われる筋合いはない、まァそうだ。

  オホヤマツミは、イザナギとイザナミの間に生まれた子である。

 『曼珠沙華の里に鎮座する縁結びの神 久保島大神社』、ありがたし。

 だからといって、曼珠沙華から「彼岸花」という通称名を思い出すのは、ご当地にとってはどうだろう。

 また、「赤い花なら・・・」の『長崎物語歌』もあまり適切ではない、主人公じゃがたらお春は、日本から追放されてしまったのだから。

 そう思って、景気づけにと、すこし、「曼珠沙華」を詠んだ歌や句を探してみたが、これが、まあ、「縁結び」に叶うロマンチックなものが、ボクの乏しく貧しい脳みそでは発見できない。

 申し訳ない。

 神社の森の西南遙かに、武甲山も見えてくる。

 つまるところ、これだ、ごめんさい。

 金子兜太先生の一句。

        曼珠沙華どれも腹出し秩父の子  


 久保島大神社は、古くは山神社、山神大権現と称されていたという。楡山神社(深谷市)の論社であるとか、でも由緒等不詳とか。「現代において、延喜式に記載された神社と同一もしくはその後裔と推察される神社のことを論社・比定社などと呼ばれる。 ウィキより)」のだそうだ。

 だが、「山神社」と呼んだのは、祭神がオホヤマツミであるからだろう。神名の「ツ」は「の」、「ミ」は神霊の意というから「オホヤマツミ」は「大いなる山の神」という意味になる。そこで、「山神社」。

 「大権現」というのは、もしかすると明治の廃仏毀釈の際に、本地垂迹に基づく「権現」さんではまずいねと云うことで、止めたのかも知れない。

 そんな久保島大神社が、曼珠沙華とどのように結びついたかは、あくまでも「謎」、でもそこがありがたい、男女の「縁」も謎又謎の不思議なものだから。


 

 




ファイル:Creation myths of Japan 3.svg
by ribondou55 | 2014-09-26 14:08 | ご近所巡礼記 | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。


by 泡六堂
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