『ながらえば』を観て思ったこと

 NHK BSプレミアムで放映された『ながらえば』(1982年)の録画を今夜観た。

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   原作: 山田太一
   演出: 伊豫田静弘
   音楽: 湯浅譲二
   出演:笠智衆、長山藍子、中野誠也、佐藤オリエ、堀越節子、宇野重吉 ほか

 1982年(昭和57年)とえば、フジテレビ、「森田一義アワー 笑っていいとも!」を放送開始の年、この長寿番組も今年で終わるとか。

 名古屋弁がなんともいい。

 笠智衆と宇野重吉が向き会うシーンは、絶品である。

 老いて行くコトは、残酷なことだ。以前はかるがるとやってのけ、マイペースでしたいことをしてきたことが、思うがままにならない。誰かに依存して生きることはいかにも情けないが、でもそうでなくては生きていけない。

 その時になって、来し方を振り返り忸怩タル思ヒハ多々アレド如何トモシガタイ。

 今のボクが徐々にそうなってきている。

 そして恐れている。

 昨日、『そして父になる』を配偶者と観た、その印象がまだ結構はっきりとしている。

 『ながらえば』を見終えて、昨日感じていたいたことに重なることはないのかと、考えてみたのだが、なにかありそうな気がするのだが、今はまとまらない。

 『そして父になる』はよい作品である。


(連弾のあにいもうとは桜の日    泡六堂)
 
       秋の薔薇子ら弾く曲の名は知らず    同

       
by ribondou55 | 2013-11-06 00:17 | 還暦シネマ | Comments(0)