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虻の形をした他者が・・・・・。

このところ、夕飯の支度はずっとボクがやってきた。

結構、たのしい。

発見も多い。

今夜は、タケノコの土佐煮。それに、小松菜と揚げの煮物に初挑戦。うまくいった。

畑の作物と相談しながら夕飯の献立を考えるのも、たのしい。


では、この間に印象に残った作品は二作。

『ニワトリはハダシだ』(監督・森崎東、2004年)。

その前夜は『月とチェリー』(監督・タナダユキ、2004年)。

ベテラン中の、なかでも手練れ監督と新進気鋭の監督の作品を続けて観た。

相変わらずTUTAYA旧作100円棚から拾ってきた。

これまでにボクが観てきたタナダユキ監督の作品では『タカダワタル的』がいい味わいだった。

高田渡が亡くなってどれほど経ったのだろう。

ipodから渡節が聴こえてくると、いつでもほっとできる。


『月とチェリー』は、ちょっとおもしろい。が、「ああ、そんな感じもありだね」というところか。男が女に身も心も捧げますというオチは、今風のようだが、浜辺で砂が・・・・、というあたりは、ボクにはあまり笑えない。

主演の江口のりこさんが演じるのが、大学生の女流官能小説家である。

ボクの手元に、マガジンハウスから出ている「官能小説用語表現辞典」という、これは労作なのだが、おもしろすぎる。

最近は、この手のエロっぽい小説にどきどきしたりする機会もまるでないが、ずっと大昔は大好きだった。その表現辞典は例えば「スイートピー」とあって、これに用例文献のその箇所が引用されている。この文献は南里征典の『密猟者の秘命』とあるが、その引用箇所はここでは到底写すことはできない。そんなこんなが、ちょっと懐かしかったのだ。


『ニワトリはハダシだ』は、これはもうすごい。

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一つの作品にあれだけの要素を盛り込んで、全壊的破綻を来さない、どころか、云うべきことはきちんと云っている。

何といおうが、2011年3月11日以降の今日では、うかつに希望を云うのはだいたい嘘臭くなるとおもうのだが、この作品は今観ても、十分に本当のことだ。

原田芳雄のチチ振りが、よかった。

この森崎監督には、教えられることが多い。この監督については、すこし集中的に観てみようと改めておもった。


さて、ようやく里芋の植え付けをした。透明マルチをはじめて使用した。

ようやく口に入るまでに育った今年の二期生である水菜と小松菜が、おいしい。

サラダ牛蒡と小蕪の芽も出そろった。

レタスと九条葱のポット苗も育ってきた。

絹さやがどっさり穫れた。

タマネギも根本が太ってきた。

が、昨年11月に蒔いた大根は、不作に終わった。きちんと間引きができていなかったことが、原因。

今日あたりは、気温はさほどではなかったが、日差しに力が出てきた。

いよいよ、恥ずかしながらも我が熊谷の季節が巡ってきた。

したがって、植物も生き生きしてきた。

畑全面に有機石灰と堆肥と若干の有機肥料を施して、こまめ君で耕した。

この冬多少手を入れた成果か、だいぶ土の様子が良いか。


吉野弘さんの「生命」という詩をたまたまよんだ。

ボクの畑にはまだ虻はこないが、モンシロチョウがやってくる。

この間は、カラスが放っておいた大根の根元にくちばしを突っ込んでかじっていた。

やるもんだ。






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by ribondou55 | 2013-04-25 23:30 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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