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街歩き・「真壁のひなまつり」(茨城県桜川市)

 昨日、北関東自動車道を利用して、「真壁のひなまつり」を訪ねてみた。

 配偶者の趣味である。

 しかし、「B級イベント」ファンの小生としては、誘いを拒否する理由はない。

 小生、茨城県関連のことには、まったく暗い。

 もちろん真壁という地名すらきいたようなきかなかったような。

 車で2時間余り、着いた先は、小さな街であった。

 その街中の200軒ぼどが、主に商家であるが、雛人形を飾って、人々に供覧している。

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 なかなかの人出であった。

 配偶者は、熱心に見て回る。

 小生はすぐに飽きてしまった。

 年甲斐もなく、無駄口をたたいたりして、店先のお雛様を、フリーマーケットレベルの雛飾りではないか、ななんて、・・・・その上に、この街の衆のご様子は?などと。

 B級イベントの楽しみは、そのイベントに関わる人々の欲望と情熱とか、照れとか恥じらいとか、そんなことに気づかさせられて、その土地が好きになる、そんなことだ。

 このひなまつりには、そんな雰囲気や「味」が少々希薄と見えたのだ。

 平凡な街興しイベントではないかと。

 だが、これはいつもながらの己の軽薄薄情なおバカぶりが露見しただけだった。

 街をさらに歩くと、こんな御仁に出会った。

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 「花咲かじいさん」とは、可愛らしいが、ひな祭りのこの時分には、ちょっと気が早いような感じもあるが、そうではなかった。

 やはり枯れ木に花を咲かせるほどのマジックパワーが真壁には必要であったのだ。

 街歩きを初めてすぐに誰でもが気づくことは、あれからもうすぐ二年になろうとしている震災の被害の跡である。

 同じ関東圏でも地域によって被害の大きさが全く違うことを思い知らされた。

青いビニールシートでそこかしこの家々の屋根が覆われていた。

土蔵の漆喰が剥離して、土壁が露出している。そんなところににもおひな様が飾れている。

 
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 桜川市の観光情報には、こんな真壁の紹介がある。

 真壁の町割りは、戦国時代末期の真壁氏時代に形づくられ、江戸時代初期の浅野氏時代に完成したといわれています。枡形と呼ばれる城下町特有の交差点が現存し、その町割りの中に、蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。現在、104棟が国の登録文化財となっています。平成22年6月29日には、この真壁地区が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。全国で87地区目、関東地方では4地区目、県内では初となります。

 その登録文化財に指定されている建物の多くも被害にあったようだ。

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 復旧途上。

 花咲か爺はやはり健在でいてほしい。

 町の衆の声は明るいではないか。

 真壁だけではなく、福島や岩手や宮城や・・・、いたるところに花咲かじいさんがいてほしいと思った。

 

 


 
 

 

 
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Commented by SHINEI (有)真栄石材産 at 2013-03-06 15:00 x
はじめまして。
拝見させて頂きましたのでコメントを残させて頂きます。
真壁へお越し頂きありがとうございます。
震災から約2年。この祭りの趣旨に賛同する各主催者と、お越し頂く方々からの温かいお言葉で今年も開催に至りました。震災の爪跡が残りますが『今の真壁』を楽しんで頂けたのなら幸いです。阪神も新潟も東北も爪跡が残っているのが現実です。一つの考え方としてメディアの情報も『又聞き』だと思っております。自分で感じた事とでは温度差があるのではないでしょうか。
何事も継続・維持する事が一番難しいと思っております。私ども各主催者がこの祭りの趣旨を忘れずに継続していけたならばと感じております。
自分の生まれた街を好いて頂ける事は素直に嬉しいものです。それに気づく事が出来たのもお越し頂く方々からです。又、真壁へお越しの際には気軽にお立ち寄り下さいませ。長文失礼致しました。


代表取締役 塚本真士
by ribondou55 | 2013-02-27 22:43 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(1)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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