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こう寒くては、鍋焼きうどんだ。・・『セイジ 陸の魚』

 寒い。
 
 午前中、隣町の図書館まで年越しした返却延滞図書を届けた。

 カウンターのたぶんパートの中年女性が飛び抜けて愛嬌に富んでいたのでびっくり。

 自分の町のカウンターのお姉さんはたいてい不機嫌そうなので、ちょっと、おばさんになると、そういうものかと。


 隣町へ行くには北風に立ち向かうことになる。

 自転車で三〇分ほど。

 ギアを軽くして走るのだが、それでも、これが、なかなか辛かった。

 薄手の手袋であったから、指が凍えた。


 帰路は追い風、楽ちんだった。


 家に着くと、暖まる間もなく、畑から春菊と小松菜を摘んできてと、配偶者から。

 鍋焼きうどんには春菊の風味が、とても合うのだ。

 畑は霜が溶けて長靴の底にべたべたとくっつく。

 春菊はよくできているが、小松菜はまだ10センチほどだ。でも、そんなでも、りっぱに小松菜の味わいがある。

 

 『セイジ 陸の魚』(監督・伊勢谷友介、2011年)は、佳い作品だ。
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 だが、ちょっと垢抜けしすぎている、そこがいいというひといるだろうが、・・・・・。

 セイジ:西島秀俊
 僕:森山未來
 翔子:裕木奈江

 この三者のそれぞれによかった。裕木奈江にはちょっとびっくりした、年をとったのがいい感じだ。


 「陸の魚」という比喩がすべてか。英題は「FISH on LAND」。


 この世界にとうてい生きることができそうもないものが、この世界に生きていた。


 もうひとつこの映画の肝は、最後まで何者か明らかにならない荒ぶる無差別殺人者の存在。


 圧倒的で理不尽な暴力。

 片腕を落とされてしまう幼い少女、魂の殺人。

 「神」は?


 でも、この映画はそれでもこの世界は「暗黒」ではないと、云おうとしている。


 音楽もいい。










 
  
 
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by ribondou55 | 2013-01-18 16:15 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


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