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武州妻沼郷(熊谷市)・国宝指定に勢いづく「歓喜院聖天堂」へ初詣 

 午後三時を過ぎた頃、車で三〇分ほどにある「聖天さま」に初詣でにでかけた。

 きょうは、穏やかで暖かい一日になったせいか、初詣に大勢の人たちがつめかけていた。。
 
 どうみても例年に比べて賑やかなのは、昨年この寺の本殿である聖天堂が国宝に指定されたことによっているのだろう。

 「聖天さま」と呼ばれてこの地域では親しまれてきたのだが、聖天とは、「歓喜天」のことである。象頭人身の単身像と立像で抱擁している象頭人身の双身像の2つの姿の形像が多いが、稀に人頭人身の形像も見られるという。その男女の神が抱擁している姿からか妻沼聖天でも秘仏となっているが、ご本尊は「御正躰錫杖頭」。錫杖の頭であるのだ。時折、ご開帳があるのだが、小生はまだ拝したことがない。金属製であるのは、浴油供という祈祷を行うためなのだろうか。「密教」特有の怪しい感じが漂う。
 
 歓喜院聖天堂は、享保20年(1735)から宝暦10年(1760)に掛けて、林兵庫正清及び正信らによって建立されました。これまで知られていた彫刻技術の高さに加え、修理の過程で明らかになった漆の使い分けなどの高度な技術が駆使された近世装飾建築の頂点をなす建物であること、またそのような建物の建設が民衆の力によって成し遂げられた点が、文化史上高い価値を有すると評価されました。
 日光東照宮の創建から百年あまり後、装飾建築の成熟期となった時代に、棟梁の統率の下、東照宮の修復にも参加した職人たちによって、優れた技術が惜しみなくつぎ込まれた聖天堂は、「江戸時代建築の分水嶺」とも評価され、江戸後期装飾建築の代表例です。
 この度の国宝指定は、本県の建造物として初の栄誉であり、昭和25年の文化財保護法の制定以降、熊谷市においては初めての国宝指定となります。


 国宝「聖天堂」については、熊谷市のHPには紹介されているが、それほどのものであったとはと、地元民ですら思ってもみなかったと云ったら、叱れるだろうか。

 それにしても、国宝指定以来妻沼は観光地の体裁を取り始めてきたように思える。そもそもが、歓喜天、夫婦和合、子授けの神であるであるから、当然「縁結び」の御利益を求めて参詣する。近頃のパワースポットブームに乗ることができれば、若い女の子がたくさん訪ねてくるのではという思惑を地元商店街が抱いたとしても不思議ではない。

 でもまあ、「縁結び」なんて小生には関係ない。

 足腰丈夫で、適度にぼけられるようお願いしておいたのだった。

 ちなみに、門前の名物に「聖天すし」というのがあって、おいなりさんである。そのおいなりさんは、長方形のアゲをそのまま一枚使うので、細長い。「一人前」ではおいなりさん三本と海苔巻きがついて、四八〇円だった?とにかく人気があってすぐに売れ切れになる。案の定、本日も売れ切れだった。一度、いかがでしょう。
 ほぼ同じものが、道の駅「めぬま」では、「吟子すし?」と命名されて売られている。

 どうでもいいな。

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by ribondou55 | 2013-01-02 23:35 | ちょっと、そこまで | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
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