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ご近所巡礼:番外 野の仏のありがたさ・・万治の石仏

 昨日、新宿から高速バスで下諏訪にきた。

 今は、松本の城近くのホテルである。

 こんな早朝に目が覚めるのは、老人であるからだ。

 昨日、諏訪大社下社の秋宮と春宮に参拝した。

 これであと上社の前宮に詣でれば、諏訪の四社に参ったことになる。


 さて、諏訪大社もさることながら、今回の小旅行では「万治の石仏」を見ておきたいと思っていた。

 
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 岡本太郎がこの石仏を激賞されて、この石仏を世に知らしめた。

 
 秋宮からしばらく旧中山道をたどって秋宮、そこから程なく熊野権現を横に見て、川を渡って、その仏の面前にでた。

 わたしは、ちょっと言葉を失った。

 南無阿弥陀仏

 これしか念ずることができない。

 今でもそんな感じがする。

 巨石の身体と小さなお顔と、それは巧まぬ絶妙なバランスがとれた石仏である。

 身体には一面に鑿の跡がある、衣紋とも文様とも知れぬ線と組まれた指と。

 その巨石にとりついて鑿を振るった人の信仰心のありがたさよ。

 そして、そのお顔。

 ざっくりと面で削れて、堂々たる「顔」が顕れた。猛然と出現し、静止した、そんな感じがする。


 阿弥陀仏も極東の信濃にまでやってきて、かくのごとく極まった。

 ありがたい。

 なんまいだぶ。





by ribondou55 | 2011-10-03 05:08 | ご近所巡礼記

「蛙声」と云うより、「蛙の屁」と云うべきか。お他人様の俳句に便乗しての徒書き多し。つきましては、俳人各位には深謝つかまつり候。


by 泡六堂
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