人気ブログランキング |

映画『ツィゴイネルワイゼン』、『ノルウェイの森』、つでに館林美術館へ

 鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」といえば、・・・と、お前如きが、何をかいわんとすること自体が、おこがましい。

 と、いいそうな友人がいる。

b0018682_21512215.jpg


 TUTAYAで借りて観た。

 1980年の公開である。その当時、新宿辺の映画館で観た。

 その時の印象をたどったが、何も思い出せかった。

 今度観て、中砂糺(原田芳雄)の暴力的な自己の解放より青地豊二郎(藤田敏八)のうなだれる背中が印象に残った。

 いうまでもなく、中砂糺と青地豊二郎は、二人で一人、それぞれがそれぞれにとって欠けた分身のようなものだ。

 それなりに今観ると、当時の雰囲気が濃厚である。

 中砂園(大谷直子)、小稲(大谷直子)、青地周子(大楠道代)、妙子(真喜志きさ子)の四人の存在が、二人の男を狂わせてゆく。状況を切り開くのは、女たちである。

 「ノルウェイの森」はデスクにトラブル、中途で観ることができなくなった。

 もう一度、見直すかどうか?と悩みながら、TUTAYAのお姉さんにデスクのトラブルを告げると、「同じ作品をご覧になるなら別のデスクをご用意しますが、いかがしましょう」と、ボクはおそるおそる、「それ以外の作品ではどうなの?」と聞いてみた。「それでも結構です。料金は頂きません。」という、「それでは、そのようにお願いします。」といって、店を一巡して柴咲コウの「大奥」をお姉さんのもとに運んだ。「これでよろしく」、お姉さんはニコニコ笑いながら、「では、10月2日のご返却です」といった。

 交換したわけは、昨夜、「ノルウェー」の背景に、ヘルメットをかぶった若い衆が右往左往しているのを観て、ちょっと食傷した、それだけ。

 でも、9.19の夜の飲み会に紛れてきた二十ほどの女の子が、「対幻想」、・・・「対幻想」とやたら連呼するので、ちょっと、昔を思い出したりして、煙草をじめじめ吸いながら、かわいらしく笑うのが、みょうにノスタルジックで、悪酔いしそうだったのを、思い出したりして、「ノルウェイ」をやめにしたのかも。


 本日午後も、秋晴れでありました。

 群馬県立館林美術館へひとっ走り。

b0018682_22382788.jpg


 「日本近代洋画にみる“自然と人間”」

 教科書を読むような感じの展覧会であったが、今日のような午後にはかっこうな静かな会場であった。

 長谷川利行に、今度はきっちと関心が寄り添ったような気がした。

 展示されていた絵は、ちいさな作品で題名も「カフェ・・・」とか、忘れたが、作品からきざしてくる雰囲気は新鮮に記憶にある。

 佐伯祐三という存在が、当時の日本でどれほど先鋭的であったか、ということも、すこしわかった。

 
トラックバックURL : https://ribondou.exblog.jp/tb/16342956
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
by ribondou55 | 2011-09-25 22:39 | 還暦シネマ | Trackback | Comments(0)

花より団子、団子より昼寝がよろしい「隠居蛙」の日常をポロリ。誤字誤記多し、恐縮。


by 泡六堂
カレンダー