b0018682_23051598.jpg

 『僕とカミンスキーの旅』(監督・ボルフガング・ベッカー、2015年)、ベルギー・ドイツが製作。


 「グッバイ、レーニン!」の監督ボルフガング・ベッカーと主演ダニエル・ブリュールが12年ぶりにタッグを組み、崖っぷちの青年美術評論家と盲目の老画家がヨーロッパをめぐる旅を描いたロードムービー。無名の美術評論家ゼバスティアンは、金と名声のために芸術家の伝記を書くことを思い立ち、スイスの山奥で隠遁生活を送る老画家カミンスキーを訪ねる。マティス最後の弟子でピカソの友人、60年代ニューヨークで「盲目の画家」として脚光を浴びた伝説的な人物であるカミンスキーの新事実を暴くため、ゼバスティアンはカミンスキーが若き日に愛した女性に引き合わせることを画策。年老いたカミンスキーに振り回される、ゼバスティアンの珍道中がスタートする。ゼバスティアン役をブリュール、カミンスキー役を「007」シリーズの悪役ミスター・ホワイトなどで知られるイェスパー・クリステンセンが演じる。(映画comより)

 別にボクには名声も後世にのこるなにものもないのだが、老いだけはこんな身の上にも平等にやって来ている。

 この間観た「海辺のリア」では、今は老いぼれて、いうなれば斑呆けの元名優が、「思い出の中だけで生きてゆくのだ」と台詞を吐いていたが、この盲目?の画家は、のこのことかつての恋人に会いに行くのだった。

 つまり、老いというのは、だれにもやってくる平凡極まりない現象ではあるが、老人ひとりひとりすべて別々な、特別に個人的な出来事であり、当事者であっても、どう体験するかはまったく分からない。

 そのカミンスキーの老いの真実から現われてくる苦い、あるいは、暖かいユーモアがいたるところに、・・・。


 で、達磨さんが登場した。

 何事かを為すためには、或いは飛躍する為には、云うなれば、今の己のすべてを捨てよと達磨は云われたと、カミンスキーさんは理解していたようだ。

 作中の再現ドラマは、慧可という僧が、面壁座禅中の達磨の参禅を申し込んだが許されず、ついに慧可は己の左腕を切り落とし、達磨に差し出して許しを得たというエピソードを下敷きにしているのだろうが、・・・。

 「捨てよ」と云われると、達磨さんの禅宗とは相容れないのだろうが、「捨て聖」といわれた一遍を思い出す。

 ボクは、このお方が大好きで、興味が尽きないのだが・・・・・。



 思いつくままに書いていたら、映画のことをわすれた。


 美術ファンにだけではなく、楽しめるおもろい作品であった。




 

 

[PR]
# by ribondou55 | 2017-06-23 23:50 | 還暦シネマ

b0018682_10261705.jpg
(森林公園・6/15)




今日は、一日中雨らしい。

このところ、梅雨なのに五月晴れが続いた。

畑もカラカラに乾燥してしまった。

今年は、西瓜の実のつき方がとてもいい。

それだけに、サラリーマン時代は不快な満員電車の通勤を一層鬱陶しくさせた梅雨時であったが、今は空梅雨を呪うような言葉さえ吐くことがある。



立場が変われば、望むことも違ってくる。

しかたないことか。

とはいえ、このところのニュースである文科省の内部文書の内容と政府官邸・内閣府の主張の食い違いは、立場の違いというより、所詮雲上におはす「お上」の内輪の争い。

内部告発した文科省の役人に同情を感じても、同じ穴の狢に変わりない。

云うまでもないが、

トップのお方のお言葉の胡散臭さは、誰しもが感じているとおり。



















[PR]
# by ribondou55 | 2017-06-21 10:27 | のらり句らり

b0018682_17455343.jpg
 
 昨日は、曇って涼しかったので、たっぷりと草取りをした。

 今朝、もう怠け心が出て、図書館へ本の返却を口実に、家を出て、図書館からそのまま、行田方向へ走った。

 いつもとは違う道をわざと選んでいった。

 おかげで、いくつかの発見があった。

 行田は、近頃、市内に点在する「足袋蔵」が日本遺産に登録されたのだそうだ。

 
 さて、昼飯に「フライ・焼きそばセット 中」を頂いた。

 行田市内には、30軒ほどのフライ屋さんがあるそうだ。

 今日たまたま通りかかってたち寄ったお店は、おばあちゃんが焼き、口数の少ない中年の女性が接客する、地味なお店であったが、美味しかった。

 我が家で時折テイクアウトしてくる近所の店のフライは、分厚いのだが、ここのは、あっさりとしていた。

 それもそれでよいなと、思った。


 帰りは、大きく迂回して、荒川の土手を通ってきた。

 熊谷堤の桜並木は、青々と葉を繁らせて、ずっと先まで続くのだった。



共謀罪強行採決へ!





 

[PR]
# by ribondou55 | 2017-06-14 18:10 | ポタリング

b0018682_21155426.jpg


生後数ヶ月の孫を抱いてみると、その重さに驚かされる。

気障になるが、それは、幼い者の命の重みで、これは、ボクの耄碌したそれになんか比べものにならないほどのもの。



茄子、キュウリはもうどんどん収穫できる。

本格的な梅雨空になる前に、じゃがいもを掘らないといけないらしい。

それと、つぎつぎと芽を出し、もりもりと生育する雑草をなんとかしなければ。








[PR]
# by ribondou55 | 2017-06-12 21:22 | のらり句らり





b0018682_22441145.jpg


昨晩は、少し雷雨。

それにしても、雨に恵まれない。

梅雨入りしたというのに。








[PR]
# by ribondou55 | 2017-06-10 22:46 | この一首その一句